表現としてのジャグリング
俳句とジャグリング
ジャグリングのシークエンスを俳句のように味わうことがある。
例えば、素朴に「布団」ときたら「枕」は想像できて、「みかん」はちょっとずれてるみたいな感覚。そういう、日本語の意味のネットワークにおける単語の近さや遠さを絶妙に一方向的に配置したものとして捉える。
ジャグリングも同様で、からだのまわりに物を配置していく場合に、これは自然だとか、ずれているみたいな感覚がある。
例えば、この感じで右手で背中の後ろからボールを投げたら、それは左手でとるんじゃなくて、左手でとるでしょうみたいな感覚。
その近さは、雑に言えば、物と人が織りなす力のネットワークみたいなもので、科学風にいえば、重力とか物が駆動する遠心力とかそういうものの複合の濃度である。
深掘りする
物と物の関係の温度、そして勾配
例 「たおす」を考えてみる
物理のように、物体がある状態からある状態へ遷移することと捉える。
状態が遷移する結果は同じであっても経路は複数ありえた
現実でおきた遷移(=関係性の変化)は可能世界のうちのひとつであるとみる
ジャグリングとして見る
ポイント2
この現実世界には関係性にも「あるある」と「ないない」がある
単純化した図(立方体と床)
https://gyazo.com/d709a592ccfe529e8cfe1f6c609b6829
左側の図
①→②の遷移
人間の手をつかう想定
この図でみえている立方体の面を1,2,3,4とする
→はどの面を地面につけるかをあらわす
4通り
素朴に考えると1を思い浮かべる
俳句と比較する
形式
ジャグリングも同様の形式だとわかりやすいかも
わたなべさんのワークショップ3手とか
音節に対応するもの
〇〇手
ある状態からある状態への遷移
厳密にはむずい
感覚的
「5 7 5」という全体に対応するもの
ループ構造
https://static.juggling-mstdn.net/media_attachments/files/000/000/015/original/3c3fe1753470ace2.mp4
パソコン