自然なフィードバックがBMI課題に有効
Sensorimotor neuronal learning requires cortical topography | bioRxiv
Aamir Abbasi, View ORCID ProfileLuc Estebanez, View ORCID ProfileDorian Goueytes, View ORCID ProfileHenri Lassagne, View ORCID ProfileDaniel E. Shulz, View ORCID ProfileValérie Ego-Stengel
BioRxiv 2019 12/12
vM1からテトロード記録。3細胞のマスターニューロンを指定し、その活動総量に応じてvirtual空間のカーソルが1 - 8で動く(活動量小→大で1→8)。5で報酬(水)。現在のカーソルの位置のフィードバックはvS1(Barrel Ctx)へのChR2刺激パターン。近いひげに対応するニューロン群はバレルの中で空間的にクラスターになっている。virtual空間上での1→8をひげの位置的に連続的になるようにフィードバックする刺激パターンをStructured Feedback、連続的でなく、自然な空間ではありえない組み合わせで刺激するパターンをDestructured Feedbackとして比較。
学習成績はFeedbackなし<Destructured<Structured
自然な入力パターンの神経回路だと同時に可塑的な変化を起こしやすいが、そうでない回路の組み合わせの可塑的な変化は難しいのだろうか?聴覚や視覚における「自然な」フィードバックとは何だろうか?
さらにもう一つ面白いデータがある。神経活動とは関係なく、実験者が恣意的にvirtual空間のカーソルの動きを決めてフィードバックのみを与える実験を行ったところ、フィードバックありと比較してStructuedでは報酬のタイミングでリッキングする確率が減るが、Destructuredでは増加していた。(当然?だがStrucured vs DestructuredだとStructuredのほうが精度はよい)
能動的にカーソルを動かそうとするときに不自然なフィードバックが来ると混乱する?から受動的な感覚入力の分類のほうが精度がよい?