メディアの教育学―「教育」の再定義のために
目次
1 教育からメディアへ-教育学的メディア分析の可能性
2 「戦後教育学」をこえて-現代教育の風景(見失われた公共性を求めて-戦後教育学における議論
現代学校の状況と論理-"生活と科学"から"美とメディア"へ
教育学の「ポストモダン」体験-日本の場合
教育学の暗き側面?-教育実践の不透明性について)
3 フーコー/ルーマン/ハーバーマスのはざまで-現代教育学の座標(教育学批判の系譜
ドイツ教育学の現在-「ポストモダン」のあとに
ハーバーマスと教育学)
4 メディアから教育へ-現代教育分析の視点(教育学における経験・表象・仮想性
教育とメディア-日本における議論の状況
メディアとしての「国語」-西尾・時枝論争を読み直す
完全に展開された主体の構成主義-現代日本人における人間像の状況
子供の美的経験の意味)