fork 対応

fork すると何が起こる?

新しいプロセスが生成される

子プロセスの PID は新しくなる

pthread ID (pthread_self() で得られるやつ) も新しくなる

カーネルスレッドのID (gettid() で得られるやつ) に関する保証はない?

子プロセスには fork() を呼んだスレッドのみが引き継がれる

他のスレッドは子には行かない（シングルスレッドな状態で起動する）

Timers are not inherited by the child of a fork(2), and are disarmed and deleted during an execve(2).

A child created via fork(2) inherits a copy of its parent's signal dispositions.

Ruby 的には何が起こる?

code:ruby

th = Thread.new { loop { sleep 1 } }

if child_pid = fork

# parent

sleep 1

p th

p "parent: th.native_thread_id=#{th.native_thread_id}"

else

# child

sleep 1

p th

p "child: th.native_thread_id=#{th.native_thread_id}"

end

code:result

% ruby fork.rb

"parent: th.native_thread_id=7306"

"child: th.native_thread_id="

Pf2 の fork 対応

基本的にはプロセス単位で Scheduler を起動してください、で良い気がする

IPC して結果を親プロセスに集める部分の面倒を見るのはやりすぎそう

でもユーザーの認知が "プロセス全体の状態を watch してもらっている" 場合は面倒見てあげたほうが良い気がする

複数の .pf2profile をマージする機能は別途必要そう

fork 後に TimerInstaller を改めて呼ぶだけで良さそう?

pthread_atfork() で hook を登録しとけばいい説もある

この hook 内から thread hooks を呼んでいいかは不明

Puma (cluster mode) で以下の Rack middleware で何も取れないのはなぜ?

→ 取れないというのが気のせいだった（単に controller が速すぎて sampling interval に達してなかった）

code:middleware.rb

def call(env)

::Pf2.start()

resp = @app.call(env)

profile = ::Pf2.stop()

resp

end