PL46_多店舗マーケット
前文
PL19_商店網で示したように、店を広く分散し、コミュニティの全員が最も利用しやすい配置にせねばならない。 歩行者街路やPL32_買物街路は、コミュニティ内の最大店舗集団によって形成されるが、その存続には市場が必要になるのがふつうである。 このパタンからは、市場の形状と経済的特性が得られる。
問題
あらゆる食品や家庭用品を、1つ屋根の下で買えるような市場が望まれるのは当然であり、また便利である。だが、スーパーマーケットのように単独経営だと、食品に個性がなくなり、そこに出かける楽しみが失われる。
解決策
現代的なスーパーマーケットの代りに、数多くの小型店で構成されるマーケット広場をいろいろな場所に設けること。個々の店は自立的な専門店(チーズ、肉、穀物、果物など)にすること。
市場は最小限の骨組にし、せいぜい屋根、通路の輪郭を示す柱、基本的な設備などを用意するにとどめること。
この骨組のなかで、個々の店が好みや必要に応じて、独自の環境をつくるのを認めること。
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通路の幅は、搬入用の小型カードや歩行者が通れる6から12フィート(1.8-3.6m)にすることーPL101_通りぬけ街路。 賃貸料を低くおさえるために、売り台を小さく、ほぼ5×9フィート(1.5×2.7m)以下にすること。
PL46_多店舗マーケット