レポートを読んでくれたか確認する
https://gyazo.com/041b82d42e52b50d815cd683f05fed5b
* 新医療 2019年2月号 (62-65) レポートの未読事故防止における医療情報システムの役割
電子カルテに以下の機能は必須
未読レポートを検索するシステムがある
未読レポートを担当医名、検査医名のいずれでも検索できる
未読レポートは電子カルテ上で一覧管理できる
至急確認が必要なレポートは
電話連絡
メールする
14日、28日、35日をめどとして、
クラークが人力チェックして用紙を依頼医に送付
各科リスクマネージャーに用紙を送付
医療安全管理室から電話連絡
問題点
既読レポートのうち実際に読まれていないレポートが存在する
電子カルテと内視鏡システムがうまく連携していない
複数方法でレポートを確認する方法があり、一部の確認方法では既読にならない
結局検査部門のクラークが人力で、14日以上未読のレポートを1日1回検索し、検査依頼医に確認依頼用紙を送付している
既読の自動化は実現できつつあるが、現状では、以下を確認するすべはない。
レポートの内容の確実な認識
患者への説明
レポートに重要度情報を付加する方法は、すべてを確認するという前提と矛盾する
最終的にペナルティを課すことで個々人に責任を転嫁するしか根本的な解決がされないと結論付けられている
nananana.icon レポート確認と患者説明の2回のタイムスタンプを作成することが理想
論じられていないこと
担当医と検査医がことなる場合にチェックが働かないことについて言及がない
依頼医はだれか
責任医はだれか
多忙などにより担当医(病理&臨床)の能力が著しく低下している場合にどうするか
倫理的思考の欠如(低下)
論理的思考の欠如(低下)
nananana.icon 2022年度より報告書管理体制加算()が算定されるようになった