目視簡易法
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nananana.icon 時間的・病理医間のばらつきを回避するため、機械的に判定する
スライド上の総組織面積は定規をあてて目測で記録する
手術検体:10✕15mm2 (150mm2)
生検検体:9mm2
腫瘍細胞を認める領域を対物4倍でスライド上にマーキングする → 必要ならトリミング範囲を決定
手術検体:70mm2
生検検体:5個中の3個 (#1,2,5)
腫瘍占有面積/総組織面積を決定
腫瘍占有面積中の炎症性細胞など有核細胞の存在を確認する
充実性増殖なら90%(~100%)
非充実性増殖の場合は30%
腫瘍占有面積に上記割合を考慮し、腫瘍量を概算する
手術検体:(70mm2)/(150mm2)✕(30%) =15% (150mm2)
トリミング後 =30% (70mm2)
生検検体:(9mm2)✕(3/5)✕(30%) =18%(9mm2)
トリミング後 =30% (5mm2)
nananana.icon 腫瘍の存在する領域のみをマクロダイセクション(トリミング)すれば、腫瘍量は30%以上になる