<モード選択>
【1】特許明細書作成支援システムには、チュートリアルモード・分析モード・ダイレクトモードがあります。
1)チュートリアルモード・・・画面に示された案内に従って、要求された事項を記入していくと、特許明細書の原稿が出来上がるモードです。
2)分析モード・・・発明の目的(課題)・構成要素・作用効果を対比して表示するモードです。
https://gyazo.com/6a29ef6604166373464f0e66fe32b614
この図のように、発明の目的(課題)・構成要素・作用効果には対応関係があり、構成要素群毎に効果が異なり、逆に言えば、効果が異なれば、それに対応する構成要素の組み合わせも異なります。その対応関係を考慮しながら発明情報を入力するモードが分析モードです。
この手法は、このシステムの発案者が提案する発明把握の方法・・「静的分析・動的分析」の手法の基礎的部分によるものです。分析をより効果的に行うためには、「発明把握の方法」を参照して、「静的分析・動的分析」の手法を学んでいただけると幸いです。
3)ダイレクトモード・・・特許明細書の書式に従って、直接発明情報を入力するモードです。各書式毎の入力欄の下には、「登録ボタン」があるので、各入力画面で、発明情報の編集をした後、その登録ボタンを押して、情報の確定・登録をして下さい。「登録ボタン」を押さないと、最終出力であるワードデータにその内容が反映されません。
4)プレゼン資料モード・・・チュートリアルモード、分析モード、ダイレクトモードのいずれかで入力した発明情報を利用してプレゼン資料を作成するモードです。
【2】本システムは、以下のようなルートでの使用が可能です。
作成の手順としては、
1)チュートリアルモードで開始→そのまま、特許明細書の様式に合った形でワード出力
2)チュートリアルモードで開始→ダイレクトモードで編集→ワード出力
3)チュートリアルモードで開始→分析モードでさらに分析→ダイレクトモードで編集→ワード出力
4)分析モードで開始→ダイレクトモードで編集→ワード出力
5)ダイレクトモードで最初から編集→ワード出力
という使い方ができます。
6)また、チュートリアルモード、分析モード、ダイレクトモードのいずれかで発明情報を入力した後、プレゼン資料モードを開始することができます。このモードでは、発明の概要と図面を表示したプレゼン資料を作成することができます。
7)チュートリアルモード終了後であっても、チュートリアルモードを再開することができます。
チュートリアルモードの終了後に、チュートリアルモードを再開したときは、チュートリアルモードの最後の手順である「入力完了」の画面に戻ります。その画面の左側にあるメニューバーの中から、修正したい項目をクリックして再編集して下さい。
なお、これは、1)のチュートリアルモードを終了し、再度、入力し直すときは有効ですが、2)や3)で、チュートリアルモードから分析モードやダイレクトモードに進んでしまった後に、チュートリアルモードを再開し、その入力内容を変更しても、その後のダイレクトモードでの文章に反映されないので、注意してください。
【3】最終出力
1)チュートリアルモードが終了した時点でWORDデータ(patent.docx)として出力が可能となります。
2)ダイレクトモードのサイドバーの下にある、WORD出力のボタンを押すと、これまで入力した発明情報が特許出願用の願書・特許請求の範囲・明細書・図面・要約書がWORDデータ(patent.docx)として出力されます。
3)プレゼン資料モードでは、プレゼン資料作成画面のサイドバーの下にある、WORD出力のボタンを押すと、プレゼン資料がWORDデータ(presen.docx)として出力されます。
4)WORD出力のボタンを押してもエラーが出た場合は、図面の登録に問題がある場合が想定されます。図面の登録に戻り、図面を削除してから再度出力を試みて下さい。出力したWORDデータに図面を貼り付けてご利用下さい。