T2マウント-アイピースアダプタにM42レンズ
天体望遠鏡やスコープをカメラと繋げるアダプタは多種販売されているのだろうと想像できます。
そんな中の一つ、何の目的で買ったのかも覚えていないアダプタがありました。
望遠鏡アイピース マウントアダプター M42x0.75 to 1.25インチ
前部がT2(42mm径0.75mmピッチ)のメネジ 後ろに1.25インチ31.7mm径のアイピースを取り付けできるアダプタです。
以下「T2-31.7mmアイピースホルダー」
これ使ってM42のカメラレンズとアイピースがセットができないか試して見る。
KENKOのスコープアイピースキットと似たようなコンセプトかもしれないが
BORGのホームページにもこんな解説ページがありました
前(対物側)T2メネジににM42レンズをつけたいという話です。
M42マウントのネジはピッチ1mmなので無理やりネジこむとネジ山を痛るので変換用アダプタをさがす
T2-M42アダプタは T2メス-M42オスとなっているので今回はその逆。
M2メス-T2オスは需要もないのかなかなか見つからない。
やっと一点だけアマゾンで見つけたもの
望遠鏡アダプターリング、T2おねじからM42x1mmめねじおよびM48x0.75Mmおねじ、アルミニウム合金望遠鏡カメラスレッドアダプター
これで、前部(対物側)開口部メネジが1mmピッチになってM42レンズがねじ込めます。
M42マウントのカメラレンズ(Fujinon 55mm F:2.2)
m42延長リング(フランジバック調整用)
レンズやアイピースの組み合わせにあわせて調整
T2オス-M42メスアダプタ
T2-31.7mmアイピースホルダー
NEWTONY付属の10mmアイピース
https://gyazo.com/b77f559402a6ecc9634469b0521f138e
https://gyazo.com/2bb497e1c8476c815e65238c6eddde6f
接眼側のヘリコイドが無い分、レンズ本来の近接以上に寄れなくなりましたが、だいぶすっきり軽量化できました。
この状態で約250g
アイピースとiPhoneの接続
https://gyazo.com/e377f18126ab80db03a1a45ca6187764
T2-アイピースホルダーの後部にM42mm×P0.75mmのネジが切ってあるので
T2(メス)-M42(オス)アダプタを介してアイピースの長さによってM42チューブを使い分け
T2-M42変換アダプタ + M42延長リング + スマホ用クリップ(φ37mm+37-42mmステップアップリング)の組み合わせでiPhoneをクリップではさむ
または
NEWTONY や MAKSY60 付属のスマホアダプタを使用
https://gyazo.com/4232ff8f22d09181720fa735a5ae5b95
https://gyazo.com/b83e9748d1aa29068a1e53627cae6a61
https://gyazo.com/ce5ec795d8af51708cd9f43ee8b99255
この組み合わせで35mm換算画角が143mm
55mm ÷ 10mm = 5.5倍 × 36mm(iPhone12mini 換算焦点距離) =143mm
M42マウントのフランジバックが45.5mm
Tマウントが55mm
なので、先端に T2-M42変換アダプタを追加すれば、Tマウントのカメラレンズも使えそうです。
望遠鏡や顕微鏡をカメラに繋ぐために機種ごとにTマウント変換アダプタがあるようですが、Tマウントのレンズというのもいくつかあるようです。
ただ、T2レンズを使うのであれば単純にこれで良さそうです。
おまけ
NIKON Fマウントフランジバック 46.5mm
NIKON F → M42 マウントアダプタ厚みが10mmほどあるので、当然ながらこのままカメラにつけても無限遠は出なくなる。