情報環境を手作りする=精神の自由を手にする
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第1章 ノートと僕たち 人類を生みだしたテクノロジー
自分の情報環境を作る
自分のノートは、他の誰でもない自分のための情報源です。自分が作り、自分が使うための道具です。そしてそれは、一種の情報環境だと言えます。
自分が使うノートや日記やその他のツールに、どんな情報を書き留めていくのかを決めることは、自分が目にする情報を自分で制徴することを意味します。自分の情報環境を、自分で構築することしそれは「自分」を作っていることに等しいと言えるでしょう。
あなたが食べたものによってあなたができているのと同じで、あなたが目にする情報であなたの意識は構成されています。栄養と同じように、情報もまたあなたを構成する素材なのです。
ノートを使いはじめるということは、そうした素材となる情報を他人任せや大手メディア任せにするのではなく、自分で作っていくことを意味します。手作りの、自炊の、手料理の、ハンドメイドの情報メディア作りなのです。
逆に言えば、ノートを自由に使うことで、人は精神の自由さを、つまりマスメディア的な情報環境からの離脱を手にできます。
私たちは、私たち自身になるために、私たちのメディアと道具を、つまりはノートを手にするのです。