まず決める
倉下忠憲『すべてはノートからはじまる:あなたの人生をひらく記録術』(星海社新書)
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第2章 はじめるために書く 意志と決断のノート
はじめるために書くこと
何かをはじめることは、新しく行動を起こすことを意味します。つまり、行動を起こしやすくするための何かを書けばいいわけです。行動は、「準備・実行・後始末」のフレームワークで整理できますので、まず注意を向けるのは最初の「準備」でしょう。
では、準備とは何をすることでしょうか。すぐに思いつくのは計画を立てることですが、その前に必要なものがあります。それが決意です。何をするのかを決めること。まず決めて、しかるのちに行動が生まれます。その逆ではありません。
人間は、何かを決めないと行動に移せません。行動より先に決定があります。よって、大切なのは決めることです。正しいかどうかわからないから決められない、というのではどんな行動も起こせません。行動が起こせなければ、それが正しいのかどうかも判断できないわけですから、堂々巡りです。そこから抜け出すことは叶いません。ですので、完全完璧な合理的判断ではなくても、客観的に正しいと言い切れなくても、とりあえず決めてしまうことです。決めた後に、さらに検討すればいいのです。
まず決める。決めなければ行動できない。行動しなければ失敗できない。