色とその表現
色の表現方法は、大きく2種類ありますが、ここではRGBによる指定を説明します。
RGBによる指定
RGBは光の3原色です。それらの混ぜ合わせによって色を表現します。通常のTrue Color では、赤青緑それぞれに8ビット(1バイト)全部で24ビット使います。
その各ビットを16進数を使って表現する方法、例 background('#ff00ff');
'00000000 00000000 00000000' -> 24ビットすべて0 16進表記 -> '#000000' -> 何も混ぜないので「黒」
'11111111 11111111 11111111' -> 24ビットすべて1 16進表記 -> '#ffffff' -> すべて混ぜるので「白」
'11111111 00000000 00000000' -> 16進表記 -> '#ff0000' -> 赤しか混ぜないので「赤」
'11111111 11111111 00000000' -> 16進表記 -> '#ffff00' -> 赤と青を混ぜるので、「黃」
各原色の明るさ変える事によって、約1677万色を表現できる。
例えば、中国伝統色の毛緑は'#155461' です。
その各ビットを10進数を使って表現する方法、background(255,0,255);
'00000000' -> 0、'11111111' -> 255 なので、各色を0~255の値で記述します。
赤はcolor( 255, 0, 0); 緑はcolor( 0, 255, 0); 黄色はcolor( 255, 255, 0); など
先程の中国伝統色は、color( 21, 84, 97)
ただし、グレースケールのときは、color(220), background(240)などのように、引数1個で指定することもできます。つまり、color(220)はcolor(220,220,220)と等価です。
実際の色と数値は、次のパネルで確認できます。
また、透明度を指定することもできます。透明度(裏が透ける)は4番目の引数に0から1の値を指定してください。
(ただし、colorMode(RGB,255,255,255,1)を設定しているとき)
基本16色は単語で指定できる
color('red');
table:基本16色
16 進 数 10 進 数
カラーコード 赤 緑 青 赤 緑 青 色名称
#C0C0C0 C0 C0 C0 192 192 192 silver