蒸気噴出孔
https://scrapbox.io/files/66c626eb3f2788001c0e987a.png
最初から開封されている上に、主要な星にはだいたい存在する。Oxygen Not Includedを代表する間欠泉。
110Cというとてもいやらしい温度設定の蒸気を吐き出す。5kg以下の気圧環境でのみ活動。
基本戦略
冷水に変換して活用するのは無駄が大きすぎるので避けよう。
蒸気のまま活用するのは意外に難しい。少なくとも初期セットアップ時には別の熱源が必要。
ギリギリ液体を保つ水に変換する
110C -> 97C つまり13C (= 4.179 * 13 * 1000 =~ 54kDTU/kg) 下げる必要がある。
主な用途は以下の3つ
スバコン
運搬中やスパコン内では熱漏れしないし、そのまま熱ごと消え去る
電解装置
これまで70Cの酸素を出していたのが、かわりに97Cの酸素を出すようになる。酸素の熱容量を考えると誤差の範囲内。
気になるならアトモスーツドック直行でよい。ドックやスーツからは一切熱漏れしない
おまけ: 精錬熱発電の蒸気室の初期の水
最初から高熱の方が電力的にちょっとお得
ただこれは初回しか発生しないので、正直誤差の範囲内だと思う。
きちんと対処するなら蒸気タービン液体冷却機だが、このくらいの熱漏れを許容してよいのなら、以下のドアヒートシンクを用いた形が便利。
スパコン用水
https://gyazo.com/99d28aa11dd85212087683ef5cf14490https://gyazo.com/cf4c9fb6804cdd6b0b510696ba5d3fc1
電解装置用水
https://gyazo.com/2477643a843679bc3be1654d167ef9ab
こちらは別にウォークインにする必要はない。
ここでは熱センサーの温度を97Cにしたが、この程度だと蒸気間欠泉がときどき圧力超過で停止してしまう。温度を低くすればするほど稼働率が高まって水量が増えるが、その分不必要な熱漏れも増える。適当に好きな値にすればよい。
別解として、ドアヒートシンクのかわりに、外部からの冷水と液体遮断器と熱センサーの組み合わせも考えられる。
居住区に近い場合はこちらの方がよいだろう。ただ、大抵の場合多少の周囲環境への熱漏れは全く問題ないので、この工事の簡単なドアヒートシンクで十分である。
蒸気のまま活用する
個人的にはこれはロマン枠で実用性は無いと思っている。
活用先はサウナ・蒸気エンジンロケットの2択。
(蒸気タービンに送るのは電力的に赤字なので無意味、それなら上記の熱水セクションを参照されたし)
どちらも熱漏れの関係で非常に難しい。蒸気間欠泉が表層近くにあるときに、真空の空間をうまく活用すればラクか。
サウナには当然ながらアトモスーツを着た状態で入ることになる。