素直に質問できることの大切さについて
先日、フィヨルドブートキャンプのメンターさんとのランチ会('21/7/14水)で、「成長できる新人は、素直に質問ができる人」というお話を聞いて、たしかに!と自分のこれまでの経験と照らし合わせて共感したので、自分の考えを書いた。
フィヨルドでの学習を通して、仕事での質問するタイミングの見極めができるようになったと思う。
調べが不十分だと、これは確認した?と聞かれる→しっかり調べる癖がつく
日報で毎日学んだことと分からないことの言語化を日々訓練してる
社会人1年目の頃は、「みんな忙しそうだし、時間もらうの申し訳ないし、自分で考えて進めよう」という考えで仕事していたことで、早めに報告していれば回避できたミスをしたり、うまく周りに助けを求められなかったり、仕事を終えるのに時間がかかりすぎて結局聞いたほうが早かったり、と失敗することが多かった。
ホウレンソウしないで自分一人で仕事を抱え込んでいると、結局は迷惑をかけてしまうことを学んだ。
2年目から、後輩や新しいパートさんがぞくぞくと入ってきて、自分が仕事を管理したり教えたりする立場になった。
この経験を通して、素直に質問してくる人よりも、分からないことがあった時に気を使って聞かないで進捗が止まっている方(=1年目の自分)の教育のほうが大変だということに気づいた。
1年目の自分と働いていた人は、「分からなかったら聞いてほしい」と当時の私に言っていたが、それでもあんまりいつどのタイミングで聞けばいいか分からず、それでも聞けなかった。今の私のような気持ちだったのかなと思った。
教えたり管理する側の人が、相手が詰まっていて仕事が止まっていることに気づくのは、分からない側が発信しないと難しい。
なので、話しかけやすい雰囲気を作ったり、分からなかったらすぐ聞いてくださいと言ってた。(○分考えても分からなかったら聞いてください、の方が良かったかも)
気を遣って質問できない人に対して、定期的に「大丈夫ですか?」と声がけもしていたが、別に大丈夫な時もあるので、わからない側が発信してくれる方が効率的だなと思った。(自分で全く考えないで質問攻めをするのも困るけど💦)
たしかフィヨルドの質問に関するdocでも、メンターさんの1人が「どこが分からないか言ってくれた方が楽」的なことを仰っていた気がする。
この2年目の経験を通して、「どう動けば、共に働く方から教えていただく時間と自分が仕事に費やす時間を最小限にとどめることができるか」という視点で考えられるようになった
1年目は、「相手の時間を奪うのは申し訳ない」という考えだった
今は、(私を含めた)職場のみんなの時間を、どう動けば最小限で仕事を終えられるか、と俯瞰して考えられていると思う。
今は、仕事で詰まった時はこうしている。
自力で最大限調べる
調べるのに時間がかかりそうで、その仕事が終わる想定時間よりも長くなりそうな時 or 自分で解決できないと判断したときは、質問する
質問する時は、状況説明と分からない点をなるべく簡潔に伝えるように努力する(ここは上司本人から下手と言われたわけではないが、あんまり上手くない気がしてるのでもっと努力して上手になりたい)
同じことを質問しないように、聞いたことはPCにその場でメモ
<結論> プログラマーとして転職して、疑問にあたったら、おそらく「こんなことも分からないなんて、失望されるかも...」という感情で質問することへのハードルを感じることがあると思う。そんな時は自分が教える立場だった時のことを思い出して、どう行動するのが自分にとってかつ共に働く方々にとって最善かという視点を忘れないようにしようと思った。
後、恥ずかしいのは、分からないこと自体ではなく、分からないことを分かったふりをすることだと思う。そして分かったふりはすぐにバレるとおもう。