プロバイダー/TCP・IP/階層(レイヤー)
# 01.Webを実現するコンピューターネットワーク
# インターネットサービスプロバイダーとは
スマホやPCがインターネットに接続するためには、インターネットプロバイダーと契約しなければならない。
インターネットを利用するためには、回線業者が提供しているインターネット回線を利用する必要があります。代表的な回線業者には、NTT東日本・西日本(フレッツ光)やその他事業者のほか、ケーブルテレビ会社系や電力会社系の企業などがあります。
しかし、実際にインターネットを利用するためには、回線業者だけでなく、プロバイダーと呼ばれるインターネット接続事業者と契約する必要があります。プロバイダー(Provider)という言葉には、「何らかの商品やサービスを提供している人や会社」という意味があります。それで「インターネット接続というサービスを提供している事業者」のことを、Internet Service Provider(インターネットサービスプロバイダー)といい、略してISPと呼ぶこともあります。
なお、携帯電話事業者やモバイルWi-Fiルーターの提供企業の中には、回線業者とプロバイダーが一体化している事業者もあります。
- プロバイダーと略して言われることが多い
プロバイダーと回線業者はちがう!プロバイダーはネットに接続してくれる、回線業者は家などに回線の工事をしてくれる。
具体例
# 02.インターネットの標準プロトコル
HTTPはハイパーテキスト=webコンテンツを送受信するためのプロトコル。
TCP/IPはプロトコルの集まり=つまり、HTTPはTCP/IPの一部
HTTPでは足りない部分をTCP/IPの他のプロトコルが補うことで、(クライアントとサーバーが)お互いに接続できる
TCP/IPができるまでは、OSや機種ごとに独自のプロトコルを使っていたため、同じ機器同士でないとお互いに接続できなかった。
プロトコルは狼煙(のろし)。狼煙をあげる=「敵がきた!」という共通の取り決め。
# 03.TCP/IP
TCP/IP(プロトコルの集まり)は、役割ごとに4つの階層に分かれる。レイヤー1~4
クライアントとサーバーの両方にこの階層があり、同じ階層同士でプロトコルに従った処理をしている。
# 共有した疑問:TCP/IPの4つの階層とは?
処理の流れ:レイヤー1から処理が始まって、レイヤー1→2→3→4とデータが渡されていく
階層を7つに分けた考え方もある=OSI参照モデル
イメージ:生徒手帳に書かれた校則
朝活でりほやんさんに「TCP/IPの階層」について聞いたら、
・Webエンジニアとして働く上では、「アプリケーション層/HTTP」の部分を理解していればOK
・他の階層については深く理解している必要はなく、階層になっているということが分かっていればOK
とのこと。