【講座】南魚沼市学習指導センタープログラミング教育研修
2020/08/03
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8月3日,南魚沼市学習指導センター主催のプログラミング教育研修の講師として招いていただきました.
小学校のプログラミング教育について研修にもかかわらず,中学校の先生方も参加してくださるなど30名を超える参加者で,用意していた教材もぎりぎり間に合うというほど沢山の方が参加されました.
南魚沼市の理科部の研修ということでしたので,小学校6年生理科の「電気の性質とその利用」単元でのプログラミング教育を想定しました.
内容は,プログラミング教育実施の背景と内容,フィジカルプログラミング体験,「電気の性質とその利用」の単元設計演習です.
フィジカルプログラミング体験では,micro:bit+ユーレカIO(ユーレカ工房 https://eureka.niigata.jp/ )を使い,micro:bitのLED画面表示,文字列表示の基本動作,信号機ユニットを使ってのLチカ,信号機の動作プログラミング,光センサーを使ってのLED表示,人感センサーを使ってのLED表示などをしました.
これらの体験をベースに,それでは「電気の性質とその利用」の単元でどのようにプログラミング学習を組み込んでいくのか,グループで考えてもらいました.教科学習でプログラミング教育を行う場合,プログラミング教育はあくまでも教科の学習の目標を達成させるための手段であると考えます.「電気の性質とその利用」単元の学習目標を達成させるためにどのようにプログラミング教育をデザインするか,ここに教師の力量が問われるのではないでしょうか.
参加して下さった南魚沼市の先生方はとても熱心で協働力も高く,初めて出会った人同士でもとてもいい雰囲気で学び合い,教材操作をマスターして行ったり,単元計画をデザインされていました.とても素敵な教員集団でこのような方々が南魚沼市の教育を支えていらっしゃるのだなと納得しました.
研修後は,南魚沼市の教育について,地域の管理職の先生方と懇談.地域には地域の課題があり,また,その課題に真摯に取り組まれる管理職の先生方には頭が下がります.
この研修会をするにあたり,南魚沼市の指導主事のA先生,会場をお貸し下さった六日町小学校の先生方には大変お世話になりました.
そして,大学院仲間の岸亮さんには,いろいろな面でサポートいただきました.良き仲間に出会えたなあと心から思います.感謝.