【校内研修】千葉大学附属中学校校内研修
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2月に千葉大学附属中学校に訪問した時の写真 校舎も素敵でした 千葉は2月に桜が咲くのか.
1年前にオファーをいただき,その間にコロナがあり色々とありましたが,研修を実現できたこと感慨深いです.
授業づくりネットワーク誌(No.31 リフレクション大全)での佐伯胖先生と私との対談を読んでくださり,私に興味を持って下さったとのこと.そして,公開研究会で授業研究や教師の学びについて話をして欲しいとのことでした.力不足の私としては,恐れ多いとは思いましたが,記事を読んでくださったこと,そして,私の博士論文に接近した「授業研究・教師の学び」というテーマで依頼を下さったことが何よりも嬉しく,ありがたくお話を受けさせていただきました. おそらく多くの学校は,目の前の課題をどう乗り越えるのかというところに関心をもち,そしてそのための校内研修を組むものだと思います.それが当然です.しかし,千葉大学附属中学校さんは,長期的なヴィジョンをしっかりともち持続可能な教師の学びについて真剣に考えていらっしゃいます.それが,この研修テーマに繋がっているのだと思います.
思いもしなかったせっかくの機会ですので研修会に先立ち,附属中学校さんにお願いをして,2月に学校を訪問させていただきました.
授業を見せていただくと,生徒さんはもちろんですが,先生方の授業,そして,先生方の関係性がとても素敵で,居心地のいい空間だと感じました.協働性の高い教師集団という印象を受けると共に,私が出る幕もないなという思いもしました.
さて,時は過ぎ,10月の研修.
テーマは「授業研究から教師の学びを考える」.
「教師はどう学んでいるのか.そして,授業を見るというのはどういうことなのか.」これまで自分が研究してきたことを話させていただきました.
プレゼンは授業観察の研究や授業研究の研究のデータを大量に入れ込んだ内容で,情報量が多過ぎ,整理も十分でない分かりにくい,また,先生方にとっては物足りないところもあったかと思います.しかし,その内容にもかかわらず,先生方は大変熱心に聞いてくださりました.そして研修後にはたくさんの質問をしてくださいました.
やはり,良き学び手はどんなものからも学ことができるものだということを改めて実感した次第です.
今回,オファーをいただいたことで,自分自身の今までの研究をまとめることができると共に,自分のやってきたことが現場の先生方の役に立つのかもしれないという希望を持つことができました.そして,改めて自分自身の力不足を痛感しました.研鑽を深めます.
(実は,研修会会場には,ご多用のところ,藤川大祐校長先生もいらしてくださいました. まさかの出来事で,冷や汗を垂らしブルブルしながらの講演でした)