【授業研究】外国語活動の遠隔授業の参観
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今日は、M2村山さんと新潟市立庄瀬小学校を訪問しました。 目的は外国語活動の遠隔授業の参観、新型コロナウイルス対応時代の授業づくりや学校運営など諸々のお話をすることです。もちろん、マスクもしっかりして色々と気をつけながら訪問してきました。 外国語活動は、坂井邦晃先生の授業です。坂井先生は有名な方なので、ここに書くまでもありませんが、NPO法人PEN(Primary English in Niigata)の会の理事長、敬和学園大学の非常勤講師をされています。元々は小学校の先生で新潟市の外国語活動を中心となって引っ張ってこられた方。その坂井先生が授業者として、遠隔の授業をされました。また、そこには、敬和学園大学の学生さんたちもアシスタントとして加わります。 環境設計としては、遠隔サービスとしてZoom。学校のPCと大型50インチTVを繋ぎます。本来はそれで遠隔授業ができちゃうのですが、ところが、ここで問題。学校に配当されているPCにはカメラがついていない。そのような場合は、WEBカメラと外部マイクを外付けすれば良いです。しかしマイクは学校にあったのですが、外付けのWEBカメラは学校に所有していなかった。そこで、WEBカメラを購入しようとしたのですが、このご時世、WEBカメラは手に入らない。そこで庄瀬小学校が何をしたかというと、書画カメラを外付けカメラとして利用したのです。ナイスアイディアです。書画カメラを前に向けることで子どもたちの様子を映し出すことに成功していました。私は大学で当たり前のように遠隔授業をしていますが、学校のICT設備は決して恵まれていることはなく、遠隔授業一つとっても、いろいろなハードルがあるのだなあということを改めて思いました。 さて、授業は・・・
TTとして、庄瀬小学校のG先生が入られました。遠隔授業初挑戦です。
遠隔授業では、目の前にT1がいる授業とは違い、TTの期待される役割も変わってきます。遠隔では分かりづらい子どもたちの空気感。それを感じられるTTが子どもたちと先生を繋ぐ役割を果たします。それと同時に、遠隔システムによって映し出される遠方の先生・アシスタントの画面コントロールをすることが求められます。
2限の授業は、色々と戸惑いがありましたが、4限の授業では、Zoomの操作も積極に行い、かつ、子どもたちの様子をみながら、坂井先生とコミュニケーションを上手くとりながら、教室の学びをコントロールしていました。
元々お二人に繋がりがあったのかと思ったのですが,前日簡単に打ち合わせした程度だとのこと.センスがいいのだなとうらやましく思いました.
もちろん,坂井先生の授業は、いうまでもなく素晴らしいものでした。遠隔というハンデがあるとは思えないテンポの良い授業.圧巻でした.