【学部ゼミ】教職デザインコースの卒業研究発表会
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今日は,学部の教職デザインコースの卒業研究発表会でした。
弊研究室の4年生は,小学校低学年におけるフィジカルプログラミング授業の学びの様相を検討することを通し,小学校におけるプログラミング教育授業のデザインについて考察しました。 本実践研究では,プログラミング教育初学者である小学校2年生でも仲間と学び合い,プログラムを組み,光る図工作品を作り上げていました。
しかし,プログラミング教育と言えども本研究はテクニカルなものを研究したのではなく,追求したのは子どもたちの学びの姿です。
いかに子どもたちの学びの姿は多様で,そして,協働的でしなやかなのか。
現在,学校現場はプログラミング教育,GIGAスクール構想に伴う1人1台の学習者用端末が導入されています。矢継ぎ早に出される政策に戸惑いを隠せないのも現状。しかし,学習者の姿を見れば恐るるに足らず。子どもたちは,ぐいぐいと学びを進めていきます。子どもたちを信じ,子どもたちと一緒に活用方法についても学んで行けば良い。
そのようなことをこの卒業研究が示してくれています。
研究計画を立て,授業をデザインし,そして,学校現場の協力を得て,授業実践し,そして,分析しまとめる。コロナ禍においては,例年の何倍もの困難がありました。それでも,挫けず,研究を成就させた彼女には,きっと本研究を通したかけがえのない学びがあったことでしょう。
今度は,学校現場での活躍・・・
その前に,なんと学会でも発表するとのこと。
最後の最後まで成長を続けるゼミ生を誇りに思います。