【全体ゼミ】哲学対話に挑戦
2020/05/27
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学生さんがいないキャンパスはやはり寂しい。
前回の苫野一徳本の読書会の内容にあった哲学対話.ゼミ生から「ぜひやってみたい」という声が出てきました.
「やってみたいと思った時が,やり時だ!」と,全体ゼミにおいて,哲学対話に挑戦しました.
まず,何について話し合いたいかを選びます.ゼミ生からは,次のようなテーマが出てきました.
教師とは何か
今までいい教師
教師の役割とは何か
子どもに好かれる教師がいい教師か
教師を必要とするとき
この中からテーマとなったのは,「子どもに好かれる教師がいい教師か」です.
次に,哲学対話のルールを確認しました.
<哲学対話のルールの確認>
何を言ってもいい
人の言うことに対して否定的な態度を取らない
発言せずただ聞いているだけでも良い
お互いに問いかけるようにする
知識ではなく、自分の経験に即して話す
話がまとまらなくてもいい
意見が変わってもいい
わからなくなってもいい
初めは沈黙が数分間.慣れないせいか、控え目な性格の集団のせいか.それともオンラインのせいなのか..
しかし,現職さんとファシリテーターの学3さんが、全体のバランスを見ながら話してくれ、それを受け少しずつ場ができてきました.
信頼とは,好かれるとは?
いい教師とは?
なぜ嫌われるのだろうか?
教師の役割とは?
教育の目指すところは?
話は,どんどんと深まっていくように感じました.
何か一つの結論を出すということではなく,それぞれの中での何かの広がりや深まりがあったようです.
最後に,学校現場でも挑戦したいというゼミ生たちと,どのような場面で哲学対話をできるのかアイディアを出し合い終了.充実したいい時間を過ごすことができました.