タスク管理に関する問題提起2
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デジタルの万能感
アナログかデジタルかという論争はさまざまなところで行われて、それぞれがいいところを主張し、お互い引かないなんてことを繰り返している。
タスク管理においても例外ではない。
日本科学未来館のYouTube
『フカシギの数え方』おねえさんといっしょ!みんなで数えてみよう!
https://youtu.be/Q4gTV4r0zRs
この動画は、組合せ爆発の動画である。
コンピューターを使っても一生のうちに終わらない計算があることを伝えている。
さて、タスク管理においてもデジタル化することでアナログでは扱えない量のタスクリストを作れるようになった。
動画を踏まえると、リストのタスクをどれをどの順番で行うかを検討し始めるだけで一生が終わってしまうことも考えられる。
アナログでも組合せ爆発は起こりうる。そうなると、アナログとデジタルの差異は無くなってしまう。
現実には、組合せ爆発を前に立ち往生する人を見ることはない。
タスク管理をアナログからデジタルに切り替えたとき、または、デジタルツールを乗り換えたとき、以前よりもっとできるはずという感覚や期待が少なからず起こると思う。
しかし、期待したほど成果を得ることはできていないのではないかと疑問に思っている。タスク管理をするための手法は、アナログとデジタルについてどのように付き合っていけばよいのだろうか。
rashita.icon
デジタルの万能感から、そもそもタスク管理(技法)が興す万能感、あるいはそれを求めたくなる欲望、という話に展開してもいい。
アナログで、本当に組み合わせ爆発が起きるのか、ということを考えてもいい。起こるとしたらどのような条件でそれが起こるのかを考えることで、その抑制方法を検討できる。
「期待したほどの成果を得られない」のはなぜか、を考えてもいい
『Dr.Hack』に似た話があったな。
タスク管理におけるデジタルとアナログについて、あるいはその付き合い方について。