foam-extend 4.0をBash on Ubuntu on Windowsにインストール
なお、失敗する可能性もあるので自己責任でお願いします。
以下は、BUWをインストールした直後を前提としています。 BUWのインストールはこちらの記事にお世話になりました。 以下の手順の途中で失敗したと思ったときはアンインストールして、再インストールします。
まずはアンインストール。
code:cmd
lxrun /uninstall /full
次にインストール。
code:cmd
lxrun /install
次のコマンドはBUWを起動したときのおまじないです。 一つ目はsudo実行時の名前解決、2つ目のはapt-getのリポジトリを国内のものに切り替えることをしています。
code:WSL
sudo sh -c 'echo 127.0.0.1 $(hostname) >> /etc/hosts'
libc6のバージョンが合わないとインストールでこけます。
BUWはUbuntu14.04なので、まずアップデートしてやる必要があります。 こちらの方法は次の記事を参考にさせていただきました。
アップグレードのコマンドです。
code:WSL
LANG=C sudo do-release-upgrade -f DistUpgradeViewNonInteractive -d
私の環境では特に何もなく終わりました。
ただ、アップグレード直後にsudoがこけるようになっていたので、以下コマンドを実行しました。
これ以降もsudoが効かなくなったらこのコマンドを使ったら何とかなりました。
code:WSL
sudo -S dpkg --configure -a
これでアップグレードできたはずなので、バージョン確認します。
code:WSL
cat /etc/issue
https://gyazo.com/204f4143824f6ae7a6818ded3446104a
Fig.1 バージョンの確認
公式ではsoftware-centerでインストールとなっていますがBUWだとdbus関連でこけるので、sourceforgeからdebパッケージをとってきます。 code:WSL
インストール時に依存関係の問題が起きて止まる可能性があるので、gdebiでインストールすることにします。
gdebiはdebパッケージのインストール時に依存関係も解決しながらインストールしてくれるものらしいです。
code:WSL
sudo apt-get install gdebi -y
gdebiでインストールします。
途中固まったかのように「展開しています」でエコーが止まりますが、気長に待ちます。
code:WSL
sudo gdebi foam-extend-4.0_amd64_Ubuntu1604_8bc571e.deb
終わったら、いつものやつで動作確認します。
code:WSL
. /opt/foam/foam-extend-4.0/etc/bashrc
mkdir -p $FOAM_RUN
run
cp -r $FOAM_TUTORIALS/incompressible/icoFoam/cavity ./
cd cavity
blockMesh
icoFoam
これはこちらを参考にさせていただきました。
x11をBUWに入れます。DISPLAYの設定もしておきます。
code:WSL
sudo apt-get install x11-apps
export DISPLAY=localhost:0.0
windows側もxmingをインストールします。
xmingは下記サイトからインストーラを取ってきます。
xming-fontもインストールします。
インストールしたらxmingを立ち上げます。
立ち上げたらタスクバーにxmingのアイコンがあることを確認してください。
https://gyazo.com/3bc5e6b7ed2aa5877ff34522184bc431
Fig.2 タスクバーの通知領域に現れるxmingアイコン
code:WSL
paraview
https://gyazo.com/0175113cbe57e5a8781b010daf3e2374
後は普通に使えるはずです。