9788_屋根裏の断熱吹付け工事の後に、天井下地を組む
『はしごで3階に上がると雪国であった。』外壁同様に、屋根裏側にも断熱吹き付け工事をしました。まさに雪国のように室内は『真っ白』です。今は1月、外気の寒さを断熱してくれているようです。その違いが体感できるのほど、室内は暖かくなりました。ここで暮らし始める住まいてさんの前に、工事現場での私たちが、その断熱の恩恵を受けることになりました。
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同様の断熱吹付け工事を、昨年夏にも行いました。小屋裏工事で上がった際に、その涼しさを体感しました。夏季の工事でも工事現場での私たちは、その恩恵を受けました 2018.01.18 hr.icon
木造の戸建て住宅では、天井下地組みの上に載せるように、
グラスウールを敷き詰める工法が、今でも主流です。
しかしその工法では、屋根からの熱が小屋裏に蓄熱してしまいます。
夏季の工事の際には、小屋裏に上がった瞬間に汗が吹き出すほどです。
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対して『断熱吹付け工事』は、屋根からの熱を大きく遮ります。
その秘密が、屋根に見える『ダンボール』なのです。
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この『ダンボール』の役割は、野地板(屋根下地の合板)の裏面から、
吹付け断熱までの、通気層を確保するためのものです。
通気層は軒裏に繋がっていて、熱くなった空気が建物外に排出されます。
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また、寄棟の屋根の場合、45度にカットした野地板を組み合わせるので、
隙間が開きやすくなりますが、その隙間を塞いでくれるので、
気密性も高くなるので、冬季では、冷たい外気が入りにくくなります。
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屋根裏の利用しない空間まで、冷暖房するのは持ったいないことです。
このお住まいでは、その屋根裏の体積をできるだけ削りました。
屋根形状を決定していく際は、外観だけを優先しないようにしています。
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このお住まいは、3階にルーフバルコニーがあります。
そのルーフバルコニー直下となる、2階のLDKの天井の一部にも、
屋根裏同様の、断熱吹付け工事をしました
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断熱吹付け工事昨年末に終え、天井下地組み工事が仕事始めとなりました。
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この後工事は、天井下地工事、電気配線工事へと進んでいき、
天井を石こうボードを貼ると、さらに部屋らしくなってきます。
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