9658_「私が感じたこと」「誰かに伝えたいこと」を書いていきます
住まいてさんとの打ち合わせは、毎回2時間ほどです。とりあえず、決まることが決まると、大抵は、コーヒーをもう一杯いただきながらの「雑談」になります。そんな雑談の中の、住まいてさんの何気ない一言に、私は心を掴まれてしまうことがあります。そんな時は、まさにカメラマンのように、その言葉を切り取り、心に焼き付けるです。
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例えば住まいてさんから、『オオタキさん、このリフォーム、息子からのプレゼントなのですよ』みたいな一言を、私は聞き逃さない訳です。単に「見たこと」「聞いたこと」ではなく、「私が感じたこと」「誰かに伝えたいこと」を書いていきます( 2018.08.09) hr.icon
どんな人にも、その人だけの物語があって、
私にもまた、物語があって、
ときに設計の話から外れて、家族のありかたとはなんだろう、
自分の人生を、どうやって整理していくかなど、
奥の深い話を聞くことや、話してしまうこともありました。
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そういった話を、私のこころの中にしまっておくだけでなく、
多くのひとに伝えたいという気持ちが、自然と湧いてきました。
たくさんの住まいてさんから教わった話を、ひとつにつなぎあわせると、
遠野物語のような、ひとつの「物語」になるのではないのか。
1年前に、オオタキラジオを書き始めたのは、そんな思いからでした。
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「工務店」などというものは、たくさんあることと思いますが、
もしかすると、「私だけ」なのかもしれませんが、
私は住まいてさんと向かい合う時、
「この住まいてさんから、何を学ばなければならないのか」と、
迷惑なのかもしれませんが、私は、そう思ってしまうのです。
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以前から、住まいてさんと私の関係は、私は教える側ではなく、
教わる側なのですが、オオタキラジオを書き始めて1年が経ち、
住まいてさんからお話を聞く際は、最近は「能動的」にではなく、
より「主体的」に、聞くようになったと思うのです。
みなさま、住まいづくりの現場で、たくさん取材してきますので、
時たま脱線するものの、また、1年お付き合いください。
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