9384_畳の上にウッドカーペットを敷き込むだけで、和室を寝室にする
賃貸マンションではLDKの隣に和室がある間取りが多いです。このお住まいもLDKの隣りに6畳の和室があり、寝室にすることになりました。和室なので畳敷きの床、ベッドを置くならばフローリングにしたいところですが、現状復帰の費用も考慮する必要があります。畳からフローリングに貼り変えるのではなく、畳の上にそのままウッドカーペットを敷き込むだけとしました。
https://gyazo.com/6720b91f74e15e953ff8d30b07b37d6d
#車いすユーザーの賃貸マンションリフォーム #現状復帰のしやすさも考慮
hr.icon
本来なら畳を取り外し、フローリングやCFシート貼りにするなど、工事を伴うリフォームするのがベストなのですが、退去時には元の畳に戻す、現状復帰をしなくてはなりません。
https://gyazo.com/e4a66389ddabb050b754d2c434b500a1
畳は、直接座るには座り心地がいいのですが、ベッドを置いたり、車いすで行き来するには、畳をいためてしまいます。住まいてさんと相談したところ、畳の上に「ウッドカーペット」を敷き込むことになりました。
https://gyazo.com/8e8a12f4cfb2d78b53c997287c0cf010
畳の上に「ウッドカーペット」を敷き込むと、5mm程の段差ができてしまいますが、車いすでの行き来に支障はないとのことでした。
https://gyazo.com/7bc0582511f91ebad989d3137908ea9e
私はリフォームを依頼された時、住まいてさんと「どんなリフォームをするのか」を考えるだけではなく、「現状復帰が簡単にできるか」も考えるようにしています。
工事費と現状復帰にかかる費用、その合計の費用と、工事をしたことに対する効果を、よく考えます。バリアフリーリフォームでは、「ベストではなく、ベターな選択をする」ことも必要です。
hr.icon
賃貸マンション改修・床(#apartment,#floor,@9384)2019.11.29