住まいてさんと、なぜ書くのか
このオオタキラジオを初めてお読みいただいた住まいてさんから、
「施主さんではなく、住まいてさんっていうのですね」
私は住まいてさんですねっと
「そうです!あなたは住まいて、私はつくりてです」と答えました。
元はと言えば、建築家の宮脇檀(1936-1998)
対等である
目的は一つ
いい家を造ること
同士である
あなたは住む側、私は作り側
お客様と言わない
依頼をするだけ私にお金を払っただけでは、いい家にはならない
私に全部任せると、いい建物にならない
と言うのも、私はただ建築を生業にしているだけで、おそらく多くの点で、住まいてさんに劣っているからです。
住まいてさんに教わりながら、
住まいてさんが気づかないことを、つくりてのわたしが気付き、わたしが気づかないことに、住まいてさんが気づいてくれる。
今までの仕事を振り返り、よくできたなと思える仕事は、そんな協力関係ができたからだと実感するのです。
今まで、本当にたくさんのことを住まいてさんから学んだことが、わたしの財産です。
私は