自分のやりたいことを全部最速でかなえるメソッド 高速仕事術
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TODO
まずはやってみて定着させる
90 分×3セット仕事術
シングルタスクに集中
脳は何歳になっても刺激を与えれば成長させることができる! ということです。
適度の負荷をかけてアウトプットや行動を続けることは、脳のドーパミンを活性化させることもわかっています。経営者にトライアスロンやランニング好きが多いのも、あながち偶然ではないのです。
では、「すぐやる」にはどうすればいいのか。 その答えは、単純です。すぐ「やる」だけです。まずは「失敗体験」を手に入れることを前提にして、やればいいだけの話です。
ふと自分のキャリアを振り返ってみたのです。 未経験だった私が放送作家になれたのは、すべて積極的にアウトプットを繰り返したおかげでした。その成功体験を信じた私は決意しました。 やるのか、やらないのか。「やる」と腹を 括った私は、準備もそこそこに、とにかく起業することに決めました。
そのとき、私はテレビ局のゴミ箱に捨てられているたくさんの台本を片っ端 から読み 漁りました。「なるほど、こう書けばいいのか!」と、 乾いたスポンジが水をどんどん吸うようにノウハウを次々と吸収(インプット)していきました。
フォーカス力がまだまだ弱すぎるからです。 仕事のスピードを高速にするには、フォーカス力をより強固なものにしていかなければなりません。太陽光を 虫眼鏡 を 介して一点に集めると、目には見えない赤外線が集中して火をつけることができます。それと一緒です。 フォーカスした一点に、全エネルギーを集中させなければなりません。
いかに脳の神経伝達物質「ドーパミン」を大量に 分泌 させるかです。ドーパミンは楽しいことをしたり、ワクワクしたり、時間が制限されてテンションが上がっていたり、成功体験をしたときなどにたくさん分泌され
IOK高速サイクル」をとりあえず回してみて、アウトプットの回数を増やし、そのたびに適度な壁に当たって、IOKサイクルを回しながら、「失敗の貯金」をためておけば、むしろ目的へのフォーカスが高まり、目的にたどり着きたいとの欲求が高まり、結果ドーパミンの分泌が増えるわけです。
あまり表には出てこないですが、そんな フロー状態になるためには、数え切れないほどの失敗体験を重ねなければなりません。
高速仕事術を始める際は、「失敗を失敗と思わない」ようにしましょう。 むしろ、失敗なんて言葉をあなたの辞書から排除してしまってください。 失敗は成功物質のドーパミンの元(発生源)と自分の脳を書き換えることができれば、しめたものです。 壁にぶつかったら、「ドーパミンゲット!」くらいに気楽な気持ちで臨むのがいいでしょう。
仕事はゲーム、人生もゲーム
脳科学と心理学をミックスさせた考え方に「ゲーミフィケーション」という 概念 があります。これは、ゲームの持つ「楽しさ」や「人を夢中にさせる仕組み」を仕事に取り入れようという考え方です。 ゲームをしていると時間を忘れて夢中になってしまうことがありますよね。それは脳が快楽を感じてドーパミンが分泌されているからです。
この3カ月という期間は脳科学的にも、シナプスの可塑性によって構造的変化を起こす期間といえます。 キャリア形成を狙う人は、3カ月、一点集中のフォーカスをすることをオススメします。
今日中に資料をまとめないといけないのにやる気にならない。たまったメールの返信をしなければいけないのに気乗りしない。などです。 さらに、人は何か新しいことや、いつもより少しでも 難易度 の高いことにチャレンジするとき、不安から行動を起こせなくなってしまう傾向にあります。 そんなときに役立つのが「5秒ルール」です。「5秒ルール」とは、長年パニック障害に悩まされ、抗不安薬を 20 年間も飲み続けていたというメル・ロビンズ氏が考案した手法です。
5秒でスタートダッシュ
何かを行動しようと思ったときに、すぐさま「5、4、3、2、1」と、(できれば)口に出してカウントダウンして、ゼロになるまでに必ず行動に起こす、というだけ。 すると、どんどんやる気が 漲ってくるといいます。 実は、このことは脳科学の世界でも明らかになっています。人間は「行動するから、脳がやる気になる」からです。数字を読み上げるのは、そのとっかかりとなります。
選択肢は3つで十分
あれやこれやとたくさんのタスクを進めていると、ワーキングメモリはどんどん消費され、ひとつの物事にフォーカスする力を失ってしまいます。これを回避するには、 とにかく行動を迷わせる選択肢を減らしていくだけ です。
直感で考えたA、論理的に考えたB、まったく別の切り口で考えた 逆 張りのC。この3つを持っておけば、必ずそのどれかが正解です。もし間違えたら、すぐに改善して試すまでです。
高速タイムアタック時間術
パーキンソンの法則とは、「人は与えられた時間をすべて使おうとする」という法則です。 締め切りがなく時間が十分にある状態だと、人は目の前の仕事に対してさまざまな選択肢を考えてしまいます。 丁寧 に仕事しようという意識が強い人ほど、その傾向が強いでしょう。選択肢の増加は迷いを生み、集中力を 削ぐ大きな原因にもなります。 一方、 時間を区切って締め切りを設けると、発想が大きく転換します。時間内にやれることを脳が集中して処理するため、ムダな選択肢を排除し、一点にフォーカスした働き方ができるのです。
はじめのうちは、その時点でその仕事は終わりにしてください。そのまま続けると、ストップウォッチは無視していいという認識になってしまい、このメソッドの効力が失われてしまいます。 一度離席したり、背伸びや散歩などの軽い運動をしてリフレッシュしてから、再度適切な時間を設定し、再チャレンジしてみてください。 何度か繰り返していると、タスクによる適切な時間設定が身についていくでしょう。 集中して働くことに慣れれば、しだいに時間コントロールもできるようになるはずです。自分の成長の度合いを数字でチェックするためにも、ぜひ習慣化しましょう。
90 分×3セット仕事術
脳波を調べた研究では、人間は 覚醒 度 の高い 90 分と眠気が強い 20 分が交互に訪れていることが判明したのです。 私はこの「ウルトラディアンリズム」に注目し、1日のスケジュールに、 90 分集中する時間を、 20 分の休憩を 挟んで3回作って働くようにしました。 これが大変有効なのです。 90 分の集中時間の間、私は出退勤のホワイトボードに「不在」と記し、電話が鳴っても来客があっても、取り次がないよう部下にお願いしました。そうすれば、集中力を途切れさせず、ひとつの仕事にフォーカスすることができます。
「90 分×3セット仕事術」によって、大きな石(フォーカスする仕事)に集中する時間を1日のスケジュールに入れる。 そのスキマ時間に、砂利や砂、水で壺を満たしていく。この順番が成果を上げるための鉄則なのです。 何を優先すべきか迷ったときは、「壺の中には大きな石から入れる」ことを忘れないようにしてください。
絶対にマルチタスクしない
何のスキルも成果も上げていない人が、仕事を人に任せてばかりいたら、成長の機会を失ってしまいます。 少し話が脱線してしまいました。つまりは、「成長過程にある人ほど、仕事のときは必ずシングルタスク!」と念頭に入れておきましょう。 集中している時間にメールが届いても無視が基本です。
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・集中タイムを開始する前にその時間に集中するタスクをひとつ書きます。
・そのシングルタスクを分解して、やるべきミニタスクにします。
・それら全タスクにフォーカスして、集中タイム内に処理します
・メモに書かれたタスクに線を引いて消します。
シングルタスクメモは、「今この瞬間」にフォーカスするためのノウハウともいえます。ToDoリストは、やるべきノルマや処理し切れなかった未来のことを考えさせるので、小さな不安やストレスを脳に与えてしまいます。
「ON」と「OFF」でイメージしていると、オンのときは常に100%の力を発揮しなければならないので、プレッシャーを感じるため、働くときの精神的負荷が大きくなります。 その点、「1」「2」「3」「4」「5」と、5段階のギアでイメージしておくと、今日は絶対負けられない戦いだからギアは「5」、今日は成果を上げて落ち着いてきたから「3」、今日はプライベートで悩みがあり集中できないから「1」、という具合に、仕事の状況に合わせてメンタルをセットすることができます。
門前払いされてもいいのです。あなたにはその仕事を進める目的があったのですから、失敗でも何でもありません。秒速で改善して、次のアウトプットにつなげていけばいいでしょう。 「IOK高速サイクル」は、どんな仕事でも 汎用 性 抜群なのです。 なにより大切なのはグジグジと悩まないこと。目的に近づかないムダな選択や集中力の浪費をやめることです。 デスクの上で問題解決の糸口が見つからないのならば、そこはあなたが座っているべき場所ではありません。5秒ルールで、改善のためのインプットをしましょう。
3回読むのは、脳科学における「分散効果」を狙っているからです。 1回じっくり読むよりも、複数回にわけて読んだほうが脳に記憶が定着しやすく、このことを「分散効果」といいます。 ストップウォッチを使うのは、本書で紹介した「高速タイムアタック時間術」と同様に、 制限時間を設けると高い集中力を発揮できるから です。 青ペンで本にメモをするのは、本にエピソードを残すためです。メモをしたページには、普通のページとは違うエピソードが生まれます。 脳には「エピソード記憶」という機能があるため、エピソードが残された本の内容は記憶しやすくなります。
潜在意識に入る前に、即座に削除します。そこに 躊躇 はありません。 これが、私が成功に至るまでに徹底してきた鉄の 掟 であり、例外は一切認められない基本のワークスタイルなのです。
高速仕事術も、車の運転と同じように、常日頃から習慣化することで簡単にものにすることができます。 ただし、走り出さなければ、どこにもたどり着くことはできません。
何か新しいことにチャレンジするときは、必ず「失敗」します。
このときはすでに高速仕事術を確立していたため、「壁にぶつかった。これはチャンスだ。フォーカスすることで、この壁は3カ月で破壊できる」と考えられるようになっていました。そして実際、800人たらずだったチャンネル登録者数を3カ月後には4万人へと飛躍的にアップさせることに成功します。
「失敗を積極的に取りにいく」つもりでアウトプットをし続けよう、ということです。
高速仕事術は、ブレイクスルーするまでの期間を「3日」「3カ月」「3年」としています。 最初の3日は、高速仕事術のノウハウを習得する期間です。3日間集中して実践すれば、その後は一気に働くスピードを上げることができます。
投資を始めて3年後には、億を 稼ぐスキルや直感力を身につけていました。経営も3年後には続々と大規模案件が決まり、社員数も増え、業界最大手の上場企業と案件を争うほどに
仮想ライバルを設定すると、やるべきことが明確になってきます。仮想ライバルに比べて自分は何が足りないのか逆算でわかり、フォーカスすべき事柄が明確に具体的になります。
高速仕事術も、いかにドーパミンを分泌させるかが、熱中して継続するためのポイントとなります。 経営者には、「ドーパミンで得られる快楽」の 虜 になっている人が非常に多いと思います。
大金持ちなのだから 優雅 に別荘暮らしでもしていればいいのに、彼ら彼女らはそうはしません。 なぜなら、ドーパミンが欲しくてたまらないからです。ドーパミンは成功物質であると同時に、幸せを感じる幸福物質と似たような働きをすることもわかっています。 だから、成功者は誰よりも働いていても、そのたびに幸せを感じているのです。
そんなときに、あなたに思い出していただきたいメンタルセットがあります。 それは、常に「できたこと」に目を向けるクセをつける、ということです。
直接的なリターンだけでなく、多層的なリターンを妄想できるかが、モチベーションを維持して努力するのに大変重要なのです。
コストパフォーマンスや損得勘定ばかりが行動原理になっていると、成果を感じられない自分に嫌気がさしたり、そもそもリターンと努力が見合うかを試算してしまい、行動
できなくなってしまうのです。
一流と呼ばれるビジネスパーソンやミリオネアは、生まれ持っての才能や恵まれた環境によって成功したのではなく、彼ら彼女らは一般人よりもはるかに努力を重ねて成功している からです。
ミリオネアになるほどの一流ビジネスパーソンは、常に「結果」を求め続けます。あくまでゴールに到達することが自分の目的だからです。成長したプロセスだけに満足せず、結果を求め続けたからこそ、彼らは今の地位に到達できたといえます。
自分の脳の中のニューロン(神経細胞)やシナプス(ニューロンとニューロンのつなぎ目)の存在を意識する ことです。
ドーパミンの量をさらに増やしていくには利己的な人間だと実現しませ
目標を定め、物事にフォーカスして働いていると、ついつい周りが見えなくなってしまいがちです。 そんなときは、意識的に「人に親切にする」ようにしましょう。結果としてそのほうが、あなたの脳は活性化することになります。
【超集中フォーカスノートの書き方】 ①目標を書く (3日間で達成できるかどうかを目安にした目標を立てます。締め切り日も記載します) ②アウトプットすべきことを 付箋 に書く (目標を達成するために必要なアウトプットプランを付箋に書いて貼ります)
③インプット・改善した内容を書く (どんなインプットをして改善をしたか箇条書きで書きます) ④結果を書く (3日後、該当するアウトプットが完了した場合は「○」、継続中の場合は「△」を記します)
「超集中フォーカスノート」を作れば、毎週、短期的な目標、すなわち小さなゴールを設定することになります。先に、手帳の一番初めに「仕事の目的」を書き、「仮想ライバルの写真」
脳は、自分がしたことに対して「すぐに結果がわかる」ということを繰り返していくと、そのことにフォーカスするようにできている から
「超集中フォーカスノート」は、毎日の仕事の中でどんどん更新していってください。このアウトプットが必要だ、と気づいたら、即座に付箋に記して、追加していきましょう。雑談や会議などで、アウトプットに役立ちそうな情報を得たら、忘れる前にインプット欄に書き加えていきます。
高速仕事術で仕事をしていると、目の前の仕事に全集中するため、今、自分が何のために頑張っていて、どのあたりを走っているのかわからなくなってしまうことがあります。
矛盾 しているようですが、 お金を稼ぐためには金銭欲を捨てなければなりません。自分だけ得をしようとすると、いずれうまくいかなくなります。
すべてを独り占めして自分が儲けると考えると、必ず失敗します。株式市場はお金を奪い合って、相手を負かしている世界であり、自分が得をすれば必ず誰かが損をしています。だから、利益の何割かは残して当然、というメンタルセットをして、負けたときは誰かにお金を残しているのだ、と考えることが大切なのです。
彼が利他の心( 慈悲 の心)で、人の幸せを願う 瞑想 をしているときです。
脳の状態は「セルフレス」と呼ばれています。つまり「私心がない」ということ。この研究によって、 金銭欲や名誉欲などの私心がない状態が、最も脳を活性化させることがわかったのです。
従業員たちは「期待されている」と思いながら働いていたため、どんな環境下になっても生産性を上げる結果となったのです。
子育てでは「ほめて育てる」ことが世の中の常識になっています(小児心身医学では諸説あるのは事実ですが)。これは、社員教育にもいえ、脳は「ほめ言葉」をキャッチすると、ドーパミンが分泌され、やる気を 司る前頭前野の血流がよくなることがわかっています。
この機会に、あなたは自分の仕事が好きだといえるか、真剣に考えてみてはどうでしょうか。人生100年時代、何歳からでも新しいことにチャレンジできます。
筋トレをすると、脳のシナプスを増やす成長ホルモン「BDNF(脳由来神経栄養因子)」が活性化したり、男性ホルモンの「テストステロン」が増えると考えられています。テストステロンはやる気を生み出すのに欠かせない物質です。
息を整えて身体をリラックスさせながら、シナプスを大量のドーパミンが通過していくのをイメージします。すると不思議なことに、体も心もリフレッシュして、とても前向きな気分になれるんです。
背筋を伸ばすと、ストレスホルモンの「コルチゾール」の分泌が減少し、メンタルを整えるのにも有効だと判明しています。 つまり背筋をシャンと伸ばすだけで、脳の機能を向上させることができるわけです。
最近、青魚を食べていますか? 専門家の多くは、脳のシナプスの機能を維持するためにも、最低1日1食は魚を食べることを勧めています。サバやイワシの缶詰にも豊富にオメガ3が含まれているそうです。