「好き」を「お金」に変える心理学
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TODO
弱いつながりをもっと強化する、興味をもったり覚えようと努力する
彼らは稼ぐ力を発揮するビジネスタイムにウィルパワーをすべて使い切ってしまうので、オフタイムには誘惑に弱く、 刹那 的 な判断しか下せなくなってしまうのです。
だからこそ、自分の好きなこと、得意なこと、心から欲していることには惜しまずお金を使うことが大切。
それは資産によって与えられた自信は、本物の自信ではないということです。 資産に頼り、資産があるから自信があるという状態に陥ると、人はお金のために動くようになります。 稼いだお金が減らないように貯金を繰り返し、今、あなたが立っている地点を守ろうとし、変化を嫌うようになります。
それを何年も繰り返すくらいなら、月収を 30 万円、 50 万円に伸ばしていくためにはどんな自己投資が必要か。 今の自分に最も役立つお金の使い方を真剣に研究するほうが、将来のリターンは大きくなります。
人はお金を稼ぐだけでも、使うだけでも幸せにはなれません。ビリオネア(億万長者) と呼ばれる人たちに「なぜ、お金を稼ぐのか?」と聞くと、彼らの返答には「自由に生きるため」「人に指図されずに生きるため」という言葉が含まれています。 お金を貯めこむためではなく、自由に生きるために稼ぎ、使っているのです。
「好きなこと」に再投資し続けられるかどうかにかかっています。
「自由とは、自分のルールに従って行動すること。すなわち自律を意味する」という内容の言葉を語っています。
重要なのは人より多くのお金を稼ぐことでも、贅沢に使うことでも、貯めこむことでもなく、自分の好きなことをやって後悔なく生きられるかどうかです。
本当の成功を手にしている一流の人は、みんな仕事を心から楽しんでいるからです。
「読書=知識を得る」ことを生活の中心に置き、仕事も「自分が本当に好きなこと=本・知識」を活かせるものに比重を移していきました。
仮に趣味の世界で本当に好きなことが見つかっているのなら、9番目の問いがノーだとしても仕事を続け、徐々に収入の道を分散していくべきです。 そのためにも趣味として楽しんでいたもので、いかに収入を得るか。稼ぎ方を見つけていく必要があります。
彼はフロー体験の条件として、次に示した8つの構成要素を挙げています。
「既知のものが半分、未知のものが半分という状態のとき、人は最も高い学習効果をあげる」
作業全体の2割、仕事に取り組む時間の2割を未知のことに振り分けること。 現実的に2割費やすことが難しかったとしても、この意識を持っているだけで仕事全体の新鮮味が大きく変わってきます。 2割挑戦する。こう決めておくだけで、脳の状態が活性化されるのです。
そして、ここで重要なのは「フロー状態に入って行ったことは、積み重なるうちにどんどん好きになっていく」ということ。 つまり、自分で確保した邪魔されない時間に行う作業には愛着が生まれ、「ギリギリだからやっていたこと」も、フロー体験とともに「好きなこと」に変わっていくのです。
でも、「フローになれるほど好きなことではないが、少し興味を持っている」というものならきっとあるはずです。 その「少し興味を持っていること」を「フローになれるぐらいに好きなこと」に進化させていく努力をすればいいのです。
そのためには、「楽しいことを見つける」とともに、「見つけたものを楽しもうとすること」も重要になります。 フローになれる「好きなこと」を見つけたら、その「好きなこと」をもっと楽しめるように自分で工夫していくことが大切になるのです。
ですから、初対面の人であろうが何だろうが、できるだけたくさんの人に「あなたの好きなこと」「得意なこと」を話すべきなのです。 ここでは言葉にすることそれ自体が、投資になります。
マネタイズのチャンスは、六次の隔たりの向こうにいくらでも隠れているのです。
また、アピールをするときには、自分がやろうとしていることを、ひと言で言えるようにすることが大事です。
物質主義だから自尊心が低いのではなく、一時的でもいいので自尊心が高まると、人は物欲から離れることができるのです。
それは相手の顔と名前、特徴(家族構成、好きなこと、得意なことなど) という3つのポイントを覚えておくこと。 初対面で自己紹介をし合った後、記憶するのではなく、必ず手帳や名刺、スマホのメモ機能などに記録しておきましょう。
むしろ、理由がわからないまま、「いい!」と感じた事実を尊重し、そのほうがうまくいくことが多いという事実を受け入れるべきです。
まずは物を買うよりも、好きなこと、得意なことを伸ばし、磨いていくことのできる経験にお金を使っていきましょう。
リターンが得られるのなら購入し、得られないなら見送ります。そして、買ってしまった以上は、絶対に使ったお金以上の価値を得るために、その方法を懸命に考えるようにしています。「何とか価値を得ることはできないだろうか」と考えるのです。
また「旅行先で知り合いを 10 人作る」といった目標を設定するのもいいでしょう。これは将来的には、その場ですぐにお金を得られる以上の大きなリターンが期待できます。
例えば飲み会で初めて出会った人が何人かいたら、その新たにできたつながりを活用して、新しいビジネスができないかと考えてみます。また旅行をしているときや買い物をしているときも、そこで出会った人や感じたことをヒントに、何か企画を立てられないだろうかと考えてみる。 たとえ遊んでいたとしても、常に半分は「遊び」、半分は「仕事」の意識を持っておくの
50 万円だから、きっと価値のあるものだろう」と考え、世の中で示されている価格の設定に従ってしまうわけです。 しかし本来は、2つ目のルールで解説したように、「自分にとってそのバッグは、 50 万円で買う価値があるかどうか」で判断するべきです。
お店で値札を見る前に、「自分だったらこれをいくらで買うか」を、いつも考えるようにすることです。 「3万円だったら買いたいな」と思ったとしたら、それが自分にとってのその商品の価値です。
まず「誰に与えるのか」という問いに対する答えは、知り合いみんなにです。 他人のためにお金を使うことは、あなた自身に幸福感を与えるだけでなく、「返報性の法則」が働き、
ボトムのギバーは、自分を犠牲にして他人の利益のために働きます。仮に100の利益が得られたとき、自分は 10 しか取らず、 90 を他人に与えます。そのため、より多くの利益をむさぼり取ろうとするテイカーの格好の 餌食 となってしまうのです。 一方、トップのギバーは、全体のパイを大きくすることに力を注ぎます。協力してくれる人たちとともに知恵を絞り、力を出し合うことによって、それまでは100しか得られていなかった利益を200、300へと拡大していく努力をします。
トップのギバーは「弱いつながり」の人たちとも、関係を作り、維持していくのが上手です。 初対面の人の名前や顔を、すぐに覚えるのが得意な人も多いといわれています。ここから学べることは、「好きなこと」を通じて他人に貢献することでマネタイズのチャンスを増やすためには、「強いつながり」のある人たちだけではなく、「弱いつながり」の人たちに対しても、相手が求めているものを広く与えていくことが大切であるということです。 加えて、トップのギバーは相手の中に可能性を見出し、引き出していくのも得意としています。基本的に優れた先生やコーチは、トップのギバーとなれる資質を備えていると見ていいでしょう
弱いつながりをもっと強化したほうがいいと思った。二度と会うことないし、とあまり重要に思っていなかった
先生が子どもに対して「この子は才能がある」と期待すると、実際に子どももその気になって才能を開花させることを「ピグマリオン効果」といいます。 ギバーの先生のもとでは、この効果が起きやすいのです。
再投資の際は自分の使える時間のうち、 20%を「好きなこと」「得意なこと」に投じるよう心がけていきましょう。 これは「 80: 20 の法則」に基づいた考え方。仕事ができる上位 20%の社員が、会社の利益の 80%をもたらしているという法則ですが、個人が仕事に取り組むときも同じです。全体の業務のうちの上位 20%の重要性の高い業務が、仕事全体の成果の 80%をもたらします。
20%は好きなことに投じられているだろうか
物事に取り組むときには、「これは本当にしなくてはいけないことだろうか。しなくてもいいのではないか?」と、自問自答するようにしてください。
どうすれば最短時間で終わらせることができるのか。知恵を絞って考えて徹底的に効率化を図っていきましょう。 最終的に目指すべきなのは、「やらなくてはいけないが、やりたくないこと」を「やらなくてもいいこと」にしていくことです。
私は、とことん没頭し、フロー状態に入ることのできる「好きなこと」「得意なこと」があるのなら、それを「仕事」に結びつけられないほうがおかしいと思っています。 というよりも何が何でも「仕事」に結びつけたくなるはずです。
特にまだ世の中に存在していない仕事を自分で創り出していくときは、企業が新規事業に着手するときと同じで、「自分の強み」や「市場の状況」「競合の存在」を分析していく必要があります。
まず「好きなこと」に関する自分の今の能力を把握します。そしてその能力をどのように活用すれば、人の役に立てられるか、誰かの課題を解決することにつながるかを考えます。 また、すでに自分が考えていることと同じようなビジネスを立ち上げている競合が存在する場合は、競合とは違うアプローチ法で、なおかつ自分の能力を最大限に活かせる仕事のやり方はないかを考えます。
「勤勉と倹約。この二つの言葉の中に富を築くためのすべてが要約されている」 「一セントを節約するということは、一セントを稼ぐのと同じことである」 「一セントを使うということは、一セントの喜びを得ることである」
節約 他人または自分のためにならないことに金を使わないこと。すなわち、むだな金は使わないこと。 勤勉 時間をむだにしないこと。有益な仕事につねに従事すること。必要のない行為はすべて切りすてること。
手元にメモ用紙などを用意して、そこに自分の人生で絶対に必要なものを3つ決めて、書き出してみましょう。 自分の人生にとってこれは欠かせない、これは必要だ、これがないとワクワクしないというものを3つ挙げ、優先順位を決めて書く。その3つに関してはいくらお金を使ってもかまわないと考えます。 もちろん、ここでいう「もの」は「物」ではなく、「やりたいこと」でもかまいません。そして、この3つが書き出せたら、次にかかる費用や実現するための計画を検討し、書き加えていくのです。 その中に必ず「好きなこと」「得意なこと」が含まれています。
読書、家族、文房具かなぁ
旅行も捨てがたい
そして、「無限ループ」が回り始めると、あなたにとって「お金」は空気のような存在になります。