renvのexplicitなモード
更新日: 2025/6/16
renvを使ったパッケージ管理の勉強。以下のサイトによるrenvのスナップショットにはimplicitなモードとexplicitなモードがあるそうだ。 少しいじってみたメモを残しておく。
プロジェクトのルートに次のようなDESCRIPTIONファイルを置いてみる。
code: DESCRIPTION
Type: project
Description: renv explicit snapshot
Depends:
dplyr
この状態でrenv::init()をすると以下のような選択肢が現れる。
https://scrapbox.io/files/684ac35cfcf2188e6e345360.png
ここで1を選択したところ,プロジェクト内で使われている他のパッケージは無視して,DESCRIPTIONに記したdplyrとその依存についてを記したrenv.lockファイルが作られた。
その後library(package)のようにコードを書き足して,renv::snapshot()をしてもlockfileは最新だとの表示が出て,DESCIRIPTIONに書いたパッケージの依存関係のみを管理するようである。
いちいちDESCRIPTIONに書かないといけないのは面倒だけど,プロジェクトの中で一部のファイルを公開予定で,そこで使われている分析環境のみ保持したいといった場合には有効な手段かもしれない。