恋愛バラエティ番組
長寿番組だった『あいのり』が2009年3月に、『恋のから騒ぎ』が2011年3月で終了するなど一部の特番やパロディ企画を除けば恋愛バラエティ番組はほぼ放送されなくなっている。理由としてはメインターゲットである若者のテレビ離れが挙げられる。
2010年代後半になるとテレビ離れを逆手に取り、低予算で制作が可能なことからインターネット番組において再び活性化し「恋愛リアリティショー戦国時代」とも呼称されるようになる。AbemaTVにおいては『今日、好きになりました。』のヒットから大量制作され、玉石混淆状態となっている。 作られたシナリオでは感じることのできない共感性から視聴者の好奇心を煽る一方、視聴者の「のぞき見」に応えるという性質上、SNSの発展した2000年代以降は出演者に誹謗中傷が集まりやすい構造となっており、米国では2004年からの12年間で少なからず21人が番組にまつわる問題で自殺したといわれる。また2020年には、日本でも『テラスハウス』の出演者がSNSでの誹謗中傷が原因で自殺する事件も発生した。