一般社団法人の決算および年度締めの手順まとめ
一般社団法人日本狩猟協会は「共益的活動を目的とする法人」です。
決算に必要なものは、
貸借対照表
活動計算書(=損益計算書)
財産目録
会計報告書(上記三点をまとめた報告書)
活動報告書
の五点になります。
なお、日本狩猟協会は法人住民税の減免を受けるために非営利型の一般社団法人運営を目指しています。そのため、当協会が行うプロジェクトは「事業」ではなく「活動」です。(←細かいですが、超重要です!)
減免措置を受けるには、収益事業をしていないことが前提となります。日本狩猟協会では収益事業をしていないことを明確にするために、事業ではなく活動という表現で統一しています。なお、間違えやすいですが、収益事業の収支が赤字=収益事業をしていない、ということではありません。
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⒈報告書を作成する
貸借対照表
貸借対照表は、法人の財産状況を把握するための書類です。
以下の手順で作成します。
流動資産および固定資産額を算出する
流動負債および固定負債額を算出する
前期からの繰越資産の増減を記入する
上記を通算して、正味財産額を算出する
活動計算書
活動計算書は、以下の手順で作成します。
収益、費用、損失を計算する
収益から費用と損失を差し引いて「当期正味財産増減額」を計算する
また、活動計算書は、経常収益・経常費用・経常外収益・経常外費用から構成されます。
受取会費
受取寄付金
施設等受入評価益およびボランティア受入評価益は、無償もしくは著しく低い価格で物やサービスの提供を受けた場合に寄付とみなして収益に計上します。
理事の無償労働は評価しません。(ex. 理事が会計資料を作成した、理事会を開いた)
外部より労働力を無償提供された場合のみ評価します。(ex. イベント開催で会員からボランティアを募った、会員にホームページのメンテナンスをしてもらった)
財産目録
財産目録は法人が所有する資産状況について詳細を記載した書類です。
項目はその時の資産状況によって増減するため、適当な項目がない場合は追加してください。
会計報告書
会計報告書は、貸借対照表・活動計算書・財産目録をまとめた報告書です。
上記3つの表に対する付属明細書を追加してください。付属明細書は「財務諸表を補足する重要な事項」です。補足する事項がない場合は、その旨を記載してください。
活動報告書
活動報告書は一年の活動をまとめた報告資料です。項目は自由ですが、大まかに以下の項目を含めておいた方がベターです。
一年の概要
活動の総括
総会・理事会の開催状況
活動報告
主要施策
イベント実施
次年度の方針・改善点
組織の現状
役員等に関する事項
資産および負債に関する事項
会員の状況
従たる事務所の状況
付属明細書
⒉総会を開く
決算書類が準備できたら、総会を開催してください。
厳密に開催手順を踏むなら、召集通知を書面にて配布する必要がありますが、メンション等で開催する旨を告知するだけでもいいです。
やることは、
決算の承認
役員の選任
次年度目標の設定
あたりです。組織状況によっては議題がいろいろ増えると思いますので、あらかじめ正会員からヒアリングしておいたほうがスムーズでしょう。
⒊書類を行政期間に提出する
法人を管轄する市役所に減免申請を出す
収益事業を行なっていない場合は、法人登記した住所の市役所に減免申請を提出してください。なお、市町村によっては減免措置がない場合があります。
日本狩猟協会は本店事務所が千葉県成田市に所在しているため、
法人市町村民税 → 成田市役所
にそれぞれ減免申請する必要があります。なお、県民税は2万円、市町村民税は5万円となっています。
確定申告する
もし収益事業を行っていて収める法人税がある場合は、確定申告をしてください。なお、収益事業を実施した時点で、減免申請の対象外になるため、注意してください。
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参孝