ビーフジャーキー製造コスト試算
MSS-20やらスコープやら40万円分の装備を導入した場合、どれくらい鹿を狩って換金すると元が取れるのか計算。
コストとリターンの概算
乾燥後重量 https://metaxy-log.net/weight-beefjerky/
だいたい生肉の1/3が完成後重量とする
雄で90 - 140 kg、雌で70 - 100 kg。最も重いもので170 kgから200kg。
アベレージ90kgと仮定します。
鹿の歩留まりは半分とします。 https://livingthing.biz/archives/10577
肉だけなら2/5にぐらいですが、骨も売れると思うので、ざっくり半分とします。
ペット向け鹿肉ジャーキーの相場が、100gで800円から2000円ぐらい。
分かりやすく計算するために100g1000円とします。
骨も同じぐらいで売れそう。なんなら骨の方が楽で収益率高いかも
包装袋はチャック付き熱圧着のものを使用する。だいたい100枚で2500円くらい。
パッケージラベルシールは100枚で1800円ぐらい。
前面の商品ラベル、後面の成分表示。合わせて3500円くらい。
以上のことから、一匹あたりの収益は140,000円ぐらいになる?当然計算甘いはずなので、100,000円とします。
販売チャネル
以下ような販路が考えられます。
Baseで自社発送
Amazonでフルフィルメント
Amazonで自社発送
メルカリで自社発送
地場小売りに卸す
在庫管理の手間を考えるとAmazonのフルフィルメントを使うのがよいかと。
なおペット用品の商品単価が1500円を超えると手数料が倍になるっぽいです。要調査
https://ecnomikata.com/ecnews/41851/
商品サイズは多分smallでいけそうな気がする。
仮に1パック1000円で売るとすると、大体1/4をアマゾンに持っていかれるが、在庫管理から解放される。
逆に言えば自社発送にしたところで一発送250円ぐらいしか節約できないので、毎日大量の個人注文が入るような状況でないなら、自社発送はコストが高いと言えそう。
結論
鹿一頭あたり全部ジャーキーにすると10万くらいになる。アマゾンで売ればそこから1/4が販売手数料として持っていかれるので、手残り7.5万円くらい。鹿を1万円ぐらいで買い取ってみたり(ペット向けなので状態不問)、解体アルバイトを1日一頭1万ぐらいで雇ってみても、十分にペイすると思われる。
やりましょう!