ハンター向けモールEC「Hunter Store」
背景
ガンオク、見ている人多そうだけど、あんまりいけてない.....https://gunauc.net/
更新日が古いままの商品が多数残置されている
いくらで売れたかわからないものもあり、相場が共有しずらい
銃を探すにはいいが、スコープとか装備系はあんまりない
自社ホームページが貧弱な銃砲店に利用してもらえれば、もっと銃の取引が活発になる
狩猟車とか取引されててもいい
一般人が肉とか買えるとより狩猟が身近に感じられる
狩猟で儲けられるとハンターになろうとする人も増えてくる
ハンター向けモールEC「Hunter Store」
狩猟にまつわるニッチな装備が個人・団体問わずに出品できるサービス。基本的にはCtoC型プラットフォームで、販売代金のうち数%を手数料として徴収しマネタイズする。
想定出品物
中古銃
ガンロッカー
スコープ、イヤーマフ
ガンケース
鹿肉、猪肉、毛皮
猟車
狩猟拠点物件
ハンドロードツール
装弾
罠部品、罠センサー
引退に伴う装備一式
無線
冷凍庫、冷蔵庫
狩猟本
やらないこと
モールECはそもそもが競合が多いので、差別化を十分に図らないと勝てない。想定競合としては、アマゾン・楽天・メルカリ・ジモティ・ヤフオクを考える。以下のことはやらない。
狩猟や射撃用品以外の出品を認める
テーマがないECには用がない。よりサービスのいいアマゾンでよくなる
アマゾンで見つからないような商品だけを集約した場所にしたほうが集客できそう
オークション形式
リアルタイムな更新が必要になるので、技術要件が上がってしまう
同一品の多重出品
検索性の悪化を招く
業者感のある出品でお得感がない
在庫数のあるものは、在庫数を管理できるようにしたほうがいい
「〇〇探しています!」系の逆出品投稿
やるなら別サービス
懸念点
手数料回避のために個人チャットで取引される可能性
装弾など取引に許可が必要な物品を許可がない人が購入してしまう → キャンセル処理といったオペレーションが発生する。返金処理が一番だるい
マーケットに認知してもらうまでの布教活動が日本狩猟協会だけのリソースでは到底できない
参考サービス
booth: https://booth.pm/en
mercari: https://jp.mercari.com/
TAM/SAM/SOM
Total Addressable Market: 
農林水産省によると、狩猟免許保持者は2018年時点で20万人。ここ数年はほぼ横ばいと思われる。なお、実際に狩猟者登録しているのは13万人しかいない。純粋なハンターだけのTAMなら20万人であるが、Hunter Storeが獲物の販売を認める場合、一般人もマーケットに参加することになる。日本人のジビエ利用率については正確なデータがないが、日本における牛豚鶏の供給量が5000ktであり、ジビエの供給量が2000tとなっている。畜産市場に対するジビエ市場は0.004%に過ぎず、一般人が恒常的にマーケットに参加してくることは考えにくい。
引用元
「1-8. 狩猟免許の新規取得者数の推移」、農林水産省、https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/h_kensyu/attach/pdf/R4/tukubakensyu-10.pdf
「令和4年度野生鳥獣資源利用実態調査結果」、農林水産省、https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/chojyu/r4/
「食 肉 の 生 産 と 消 費 について」、農林水産省、https://www.jaffic.go.jp/whats_kikin/kouhou/kikin_now_2023_02.files/kikin_now_2023_02_20.pdf
Serviceable Available Market:
Serviceable Obtainable Market: