待ち行列理論
参考
ポイント
= 到着 / サービス / 窓口数
最初の2つのMは、待ち行列に人が入ってくる事象、待ち行列の先頭が窓口に対応してもらう事象が完全にランダムで起こるよってことを示してる。
最後の1は、窓口の数を表す。
待ち行列で要するに何がわかるの?
a.icon 今から行列に並んでから、自分の番が来るまでに平均どれくらいの時間がかかるかがわかる
情報処理の世界だと、パフォーマンスのところで活躍するかも
ex1:「レイテンシ低いな...待ち行列多くね?減らした方がいいかも」
ex2:「待ち行列ちょっと多いかもやけど、サービス時間考えるとそこまで時間長いわけでもないな」
以下の公式を覚えておけばOK
1.icon $ ρ(利用率) = λ / μ
2.icon$ 待ち行列長 = ρ/(1-ρ)
3.icon$ 待ち時間 = (ρ/(1-ρ))*Ts
4.icon$ Ts(単処理時間) = 1/μ(1つの処理に充てた時間)
q.icon サービス時間の方が、行列の増加間隔よりも短いのに、行列ができる理由は何?
a.icon 現実の揺らぎ(ランダム要素)を反映させてるから。
理論的にはそうでも、現実では待ち行列ができることが多々ある。
予想外に処理に時間がかかったり、めっちゃ人が一気に来ちゃったり、など。
そういう現実を数式に反映させてる。