スループット
一定時間にどれくらいデータ処理ができるか?という指標。
スループットは登場するシチュエーションによって指すものが異なる。
つまり、スループットという用語は通信回線,ネットワーク機器,パソコンのネットワークアダプタ,それぞれにあてはめて値を出すことができます。ここを理解すると、「スループットが低い機器が混在すると全体の処理能力を落とす」という表現が巷で聞かれますが、意味が分かると思います。
例えば、
通信関係で登場する「スループット」は「一定時間にどれだけのデータを転送できるか?」つまり通信速度を意味します。
つまるところ、スループットというのは何かというのに関わらず、そのシステム・機器・コンピューターの処理能力の指標なんだと覚えておけばOK
帯域幅との関係
帯域幅というのは、ネットワークの潜在的性能を表す言葉で、その通信網が単位時間にどれだけデータを転送できるかを示す。 関係はというと...
ネットワークのスループットを決めるための一要素が帯域幅ということになる。
帯域幅 = スループットに完全になるわけでもないということに注意されたし。
例えば、サーバーAとサーバーBの間の帯域幅が100Mbpsだとしても、サーバーAの秒間データ送信能力が50Mb/s敷かなければ、スループットはどんなに頑張っても50Mb/sにしかならない。
スループットはあくまで各メンバーの関係を含めた結果であることに注意されたし。