selfcontrolの後継を作ろう
背景
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動機
selfcontrolはシンプル ^ 厳格さが売りではあるが、スケジュール機能とかないのが厳しい。
また、macosだとselfcontrolを回避する方法に気づいて仕舞うとそれ以上使えなくなる。
意外と簡単に解除する方法がある。その方法はここでは伝えない。知らぬが仏。
解除方法を知ってしまうと、強制力が一気に地に落ちる。selfcontrolを使えなくなる。
他の制御系ツールも同じ。簡単に解除できる方法を知ってしまうともう終わり。
以上2つの課題を解決するツールを新しく作りたい。
重要:サービス全体の「世界観」を絶対に最初に決める。
onigiri.w2.iconの悪癖で、サービス構想の際UIの画面から作り始めてるが、これだと絶対に完成しない。
なぜなら、UIに妥当性を与えれないから。「なぜこのUIで良いのか」に答えることができない。
フィッツの法則だが、ヒックスの法則だか知らんが、そんなもんを適用したって意味ない。
そういうのはUI、サービスを作る上での細かい法則でしかなく、UIやサービス全体の妥当性を根拠づけれるものではない。
何度も言うが...、UXの細かい法則を覚えていくら適用しようとも、絶対に完成しない。
UIから作るのではなく、もっと上段から作り込んでいけ。
「サービスの世界観」「どのユーザーをターゲットにする」「そのユーザーにどう言う感情で、どんな体験をしてもらいたい」
こう言う上段の分析・設計を愚直にやらないといけない。
ここが定ってないなら、UI設計なんてしたって無意味。
UIから作ると言うのは、いわば、ビルの地盤を固めずにビルを作り始めるのと同じ。
そりゃぐらつくわな。
誰が抱える問題を解決したいのか
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誰が:
ついついyoutubeを見たり、ゲームをして時間を潰して「これではいけない」と思うが、意思力が弱く、自己制御できずに苦しんでいる人。
明日も何かあるのに深夜まで動画を見たりしてしまい、「治さないと」と思うが止められず苦しんでいる人。
抱える問題:
PCやスマホを使ってる際についつい誘惑に負けてしまって時間を無駄にし心が疲弊している。
誘惑に負けないようにツールを利用するが、簡単に解除できてしまうので解決できない。
解決したい(ゴール):
デジタル誘惑に心を奪われ過ぎず、適度な距離を保って心の平穏と生産性を取り戻し、そして継続したい。
ターゲットの属性
1. デジタル依存を自覚し始めている
2. 解決したいと願い始めている
3. 意思力が弱く解決できない...
4. 既存ツールも試してみたことがある
ユーザーをもっと理解する
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q.icon ユーザーをどういう側面から、どのように理解するのが良いのか不明。ざっくばらんに質問を出して理解を深めるか?
ユーザーに体験の中で一貫して抱いて欲しい世界観・性格
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「このアプリなら俺を矯正してくれる」という安心感・信頼感を浸透させる必要がある。
実直なまでの厳格さ、優しさとかあまりなく、問題解決を行なってくれるという安心感。
table:
厳格さ 一度スケジュールや誓約を設定したら、絶対に解除できない。途中で泣こうがわめこうが、システムは動かない。
強制力 ユーザーの意思は一切問わない。「始まったら終わるまで止まらない」鉄のルール。
無慈悲さ ドーパミンが疼いてもどうにもならない強制力。
信頼感 「このツールだけは裏切らない」「任せれば、矯正される」…それだけは絶対に守られる安心感。
達成感 ずっと無慈悲に強制されるだけだと辛いと思うので、「成長した」という実感を持てるようにしてあげたいね。
SelfControlのロゴはある意味、厳格さを表現できてると思う。
ドクロがなんか劇薬って感じを表現してるもんな。
アイテムで考えると.....
劇薬:劇薬.icon
鬼教官:
手錠:手錠.icon
収容病院
特効薬
白血球:キラーT細胞.icon
強制
矯正ギプス:
死神:死神.icon
これいいな。これにしようonigiri.w2.icon
アプリ名は「AddictKiller」とかいいんじゃない。
最近、ゴーストのキャラを使ったアプリが流行ってるし。便乗しちまおう。
キャッチーな死神のアイコンをなぜ選ぶのか
アプリの性格として「強烈で無慈悲である」という印象をユーザーに持たせたい。
その印象を持たせるちょうど良いものが、「髑髏」「死神」といったものかなと。
ただ、輪郭がはっきりして怖い感じを前面に押しすぎると忌避されると思う。なので、強烈さの中にも愛嬌を持たせようとした。
結果、死神ではあるんだが、少し可愛らしい感じのシンボルにすることで和らげた。
なお、「死神 = 契約」という連想もあると思っている。死神と契約を結んで強烈に中毒を殺すという風な後付けもできそうじゃない?
「南京錠」「盾」とかを選ばないのはなぜ
他と差別化ができないから。
似たようなアプリが多すぎて、そのようなアイコンを使うと埋もれてしまう。
なので、思い切って市場にあるアプリのアイコンとは全く違う方向でアイコンを作ることにした。
初めてのユーザーには「自己制御アプリ」と思ってもらえないリスクはあるけど、別に裾野を広げたいわけではないので、これでいいかなと。
解決状態までの体験戦略を設計する
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cf: 参考になるもの貼っておく
この人の考え方がすごくいい。一番根っこの部分を固めないと勝ちを強めることができない。
製品の機能・情報設計
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UI設計にあたっての制約を洗い出す
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完璧じゃなくていい。ここは実装する際に気づくこともあるから。
UI設計
リスク
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Macでブロックする方法の1つがJXAを使う方法だが....今後のMacのアップデートで使えなくなる可能性は結構ある。
ただ、今のMacでブロック実現する方法として一番実装が楽なのはこれなので進むしかない。
もし無理になったら、アクセシビリティAPI、もしくは、Native Messaging + ブラウザ拡張を組み合わせる方法がいいかも
WindowsではMacと同じようにやる方法がない。
ColdTurkeyBlockerの方法を真似て、ブラウザ拡張と連携する方法を取るのがいいかも。
特権を回避する方法を見つけた。selfcontrolより制限が少し弱まるかもしれないけど、もしかしたら特権なしでいけるかも
思考
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普段youtubeとかどれくらいみてるのか?みたいなの日々の統計として欲しいな。
Log
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セキュリティ意識から特権はなるべく使いたくねな。突破された時の被害が大きくなるから