2024/11/19 /旧かな旧漢字に就いて
自分の考えの整理に使いたいな、此の場所は。
さて、僕が本當の自分の文章を思い出した!と気附いた時
それは旧假名旧漢字表記で日頃から文章をしたためることを自分に許した時だった。 此れが本來の自分の文章だったのに、小學校を出て中學や社會で矯正され
文學賞を取ってプロの作家になりたければ、正しい表記をしなくちゃいけないと「作家になれる!」みたいな本で叩き込まれ、此の樣な文章を使うことは絶對に不可ないのだと封じ込めていた。
で、自分の文章を取り戻した時に、最初は旧かな・旧漢字で書いていたけれど
旧かなで2萬も3萬も長文を書いた時に、此れは付き合って讀んでくれる人が居ないかもしれないと云う不安が湧いた。
結局令和の僕の言葉遣いを旧假名で何萬も書くと読みづらい。
視認性が弱い。
そう思った。
なので漢字だけ旧漢字にしようと思った。
僕は漢字が大好きだし旧漢字は本當に可愛くて愛おしい。
それに漢字だけ旧い儘で、かなづかい(今の感覚だと音の表記とイコールのもの)は現代にするってのが
轉生した昭和4年のモダンボーイ、
アプデされた昭和4年
そういうファッションを目指す僕のスタイルにぴったりではないかなと思った。
クラシカルなスタイルを2020年代風に解釈して構築するっていうのかなあ…その感じ。
というわけで、僕は僕なりのこだわりや、好み、考えがあって
漢字だけ旧漢字でやることにして居ます。
・旧かなでやろうとした残骸があるかもだけど
・時々、旧漢字にするのを忘れる時があるかもだけど
・雜な時は旧漢字にしきれないときもあるけど
基本そんな風にやっていきますね。
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