A True Story of Agile Coaching in Ukrainian Armed Forces
https://www.youtube.com/watch?v=JWlGWREbhXw
書き起こし記事
fukabori.fm にも登場してた
軍隊で中隊長 (150人規模をリード) するようになって以下のような命令が降ることもあった
「爆発物専門の訓練を受ける兵士を2名、30分後に選出せよ」
「今すぐ、各砲兵隊から1名ずつ、医療教官(医学教育は除く)候補を選抜せよ」
「この場所から夜のうちに半日で移動する。午前4時には準備せよ」
リアクティブ -> プロアクティブ の必要があった
「透明性の実現」(Providing Clarity)
タスクボードの構築
情報の透明性
1日2回のデイリースタンドアップを行う
電話を自由にかけてよくして情報の統制を図る
この時期、私は自分の電話番号を兵士たちに公開して、24時間いつでも電話をかけてきていいことにしました。これは非常に効果的でした。
というのも、これで兵士は何を知らないのか?なぜ知らないのか、が分かるからです。
電話をしてきた兵士と話した後に、私はその兵士の小隊長に電話をし、あなたの兵士が質問してきたことについて、その小隊長は答えを知っているかどうか、答えられないならばなぜ答えられないのか、などを聞いて、改善していくのです。
これを繰り返していくことで、私にはほとんど電話がかかってこなくなりました。
「心理的安全性の構築」(Creating Psychologically Safe Environment)
「何かが起きたとしましょう。それは、いい出来事かもしれないし、そうではないかもしれません。いずれにせよ、私たちはそこから何かを学ぶことができます。何かが起きたとき、まず自分にそのことを言い聞かせて、そこから学ぶことに集中しましょう」
最初の反応は面白いものでした。「ああ、分かるよ。学習するということは、そいつを締め上げて分からせるんだ」と返ってきました。
だから私は「いやいや、そうじゃない。責めるのはなしだ。誰かが起こした出来事は、別の誰かにも起こるはずだ。だから誰かに責任を取らせてもだめなんだよ」と言いました。
そうして心理的安全性に取り組み始めたものの、何かあれば私の指揮官は「君がそこに行って、失敗した奴をしかり飛ばしてこい!」と言ってくるので、取り組みは思ったほど簡単ではありませんでした。
内発的動機付け
自律的で自己決定権があること(Autonomy)
習熟に向けて挑戦しがいがあること(Mastery)
目的が存在すること(Purpose)
「能力を引き上げる」(Raising Competence)
Tell:指示する
Sell:説得する
Consult:相談する
Agree:同意する
Advice:助言する
Inqure:尋ねる
Delegate:任せる
参考