ハイブリッド研究とは
ハイブリッド研究とは
まず、「20230812議事録」では、ハイブリッド研究についての議論が行われました。分析者が分析対象と同じ能力を持つことが理想とされ、自分の趣味を対象にした研究が引用されています。これは、自分の興味を研究対象にすることで、より深い理解と興奮を得られるという考え方を示しています。皆さんはどのように感じますか?
ちょっと抽象的でよくわからないところもあるnishio.icon
大体その理解で正しいです。niryuu.icon
niryuu.iconもともと、
人々がどうやって実際に物事をしているか理解したい。それが社会学のやることだ(1967)
→でも専門家がやってることって記録してもわかんないよね
→Livingstonという社会学者が数学の大学院に入り、数学をやって分析して社会学で博論を書いた(1986 pub.)
数理論理学の教科書で有名なEndertonの博論審査での発言:「で、私は何見ればいいの?」
→いける!(1984)カンフーでもトラック事故でも神秘学でもいけるぞ!
→でも、それだれでもできるわけじゃないよね…ある程度わかったらそれでいいのでは…(1992)
あと、数学者がやってることを理解したら、数学者に役に立ってほしいよね
なんならもう社会学とか名乗るのやめていろいろな分野に行こう
といったいろんな経緯を、言い出しっぺが「ハイブリッド」という言葉でまとめたら抽象的になった(2002)
社会学者と分析対象という区別をとっぱらって、溶け込んじゃいましょうよという提案
「実はこういうのが背景にあってさあ…」というのが死後明らかに、皆騒然となっている(2021)
日本語資料では(もしかしたら英語も含め)これが一番わかりやすいかも 実際は…
大勢:ずっと社会学ばかりやってきたし、いまさら他の分野できませんわ
観察してわかる範囲なら…
どうやるかという議論ばかりしている
やればいいのでは
やっている人は少しはいる
今回に関して言えば…要は研究と実践をごちゃまぜにしたい
そうしたら楽しめるし、いい研究ができる