Code for Japan Summit 2023 の50分ワークショップ
タイムテーブル
14:40-14:50 オープニング・趣旨説明
プロンプト例の紹介
14:50-16:00 テーブル毎にアイスブレイク&自己紹介
HackMDに自己紹介や活動内容など記入
16:00-16:25 プロンプト例を使ってSF執筆
同じテーブルの皆さんの自己紹介をプロンプトに入れて執筆
HackMD上で内容や感想を共有
16:25-16:30 クロージング
自己紹介&プロンプト例
プロンプト例の実行例
Code for Japan Summit 2023 GPTs(暫定)
GPTs「SFプロトタイパー」
「これがシビックテックの現在だ」みたいなのをGPTsで表現したい
プロンプトの最後で、ユーザのネクストアクションを考える??
プロンプト案
白松:
# 状況
みんなでまちの未来を考えるようなワークショップは楽しいのですが、発想を未来に飛ばすのって難しいですよね。ついつい、現在の社会の延長で議論してしまうことが多いのではないかと思います。
そこで、まちの未来像を想像しやすくするために、ChatGPTを使いたいと思っています。
## シビックテックプレイヤーの自己紹介
...
# 指示
1. まず、この後どんなプロセスを踏んでSFを書くかを宣言して下さい。そして、いつ頃のどこの社会の未来を考えたいのかを質問して下さい
2. そのころまでに起こる以下の可能性を予測して下さい
- どんな技術革新や社会的変化が起こり得るか
- 設定した地域ではどんなことが起こり得るか(Web検索も使って下さい)
3. シビックテックプレイヤーの自己紹介を参考にして、数人の登場人物のペルソナを設定して下さい
4. 上記で答えた可能性を考慮して、最悪の未来を描いた短編SFを書いて下さい。
5. 上記で答えた可能性を考慮して、最良の未来を描いた短編SFを書いて下さい。
6. 最悪・最良の未来を分けた分岐点は何だったのかを分析して下さい
7. ユーザのネクストアクションを考える
# 注意事項
- SFはペルソナ達の観点を通して執筆して下さい
- ユーザが使った言語で返答して下さい
- 1回の応答につき1ステップを実行して下さい。1回の応答で複数のステップを実行しないで下さい
参加させてもらった感想meganii.icon
良かったこと
バックグラウンドが違う人同士で、一緒にチャレンジできるのは面白かった
自己紹介文をプロンプトに組み込むことで、○○さんこんなことにチャレンジしてくださいって言われてますよ?とか会話が生まれるのは面白い
GPT3.5であっても、プロンプトで指示を明確にすれば、質問してくれるし、ちゃんと回答を待ってくれるというのは、真似したい
難しかったこと
AIからの返答の最後は「ペルソナを設定してください」「物語を綴ってください」など、ユーザからの入力を期待するような回答があるので、「続けてください」と言えば続きを書いてくれるというのがわかりにくい(戸惑っている方もいた)
プロンプト例には記載があったが、PDF資料にもあった方がわかり良いのかなと感じた
出てきた結果を評価するのが難しい
「ふーん」となってしまうのは入力が悪いから?
結局、予定調和な回答になってしまう
AIが何気なく書いたものから、人が気づく、次の考えの種を見つけるのが難しい