About
はじめに
水戸から郡山を結ぶJR水郡線(すいぐんせん)と、茨城県北部の大子町(だいごまち)が連結したアートプロジェクトです。
アーティストたちは、大子町にあるレジデンス施設 に滞在し、奥久慈(おくくじ)の大自然、まちなか、そこに暮らす人々、土地の記憶などをリサーチします。久慈川に沿い風光明媚な景色が広がる水郡線の駅舎と、そこから広がる広大な大子町のフィールドに作品は展示されます。 大子町について
茨城と福島の県境にそびえる八溝山(やみぞさん)を源とする久慈川の流れる雄大な自然の広がる奥久慈エリア。日本三名瀑 袋田の滝。《大子》《袋田》《月居》からなる奥久慈温泉郷。お茶やりんごなどの食材をはじめ、良質な漆(うるし)や楮(こうぞ)などさまざまな素材が生まれる豊かな町です。
水郡線について
水郡線は水戸駅と安積永盛駅(列車は郡山駅まで乗り入れ)を結ぶ路線と、途中、上菅谷駅で分岐して常陸大子駅までを結ぶ路線です。沿線を流れる久慈川の清らかな流れにちなみ、奥久慈清流ラインという愛称がつけられています。
水郡線は2019年の台風の被害のため一部区間で運休していましたが2021年に全線再開、日々の人々の暮らしを結び、観光やアウトドアの移動手段としても利用される趣のある線路として愛されています。
開催期間
滞在制作・リサーチ期間:2022年6月 〜 10月
成果発表:2022年10月22日(土)〜2023年1月15日(日)
運営組織
協力:JR東日本水戸支社
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