CTL
体力を表す
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CTLの目標値は100TSS・1週間で3~5TSS上昇が無難なレベル・4週間連続で1週間に7TSS以上の上昇には注意
CTLは、「長期間(42日間程度)にわたって積み重ねてきた練習効果」を数値化したもので、いわば「体力(fitness)」を表す。CTLの値が高いほど、体力(fitness)レベルが高いと考えられる。ただし、CTLが高い(=体力・fitnessレベルが高い)ことが「レースで高いパフォーマンスを発揮できる」ことを保証するものではない(TSBの調整も重要)。
選手として目指すべきCTLの目途値は、100TSS程度といわれている(100TSS以下では練習不足の可能性がある)。他方、練習時間の制約がある社会人であれば60~80TSS程度が限界の場合もあり、ワールドツアークラスの選手では150TSSを超えるケースもある。CTLの適正値については、個人差が大きいため注意が必要(CTLを上げることだけにこだわってはいけない)。
CTLが徐々に上がって行くように練習計画を組むことで、安全かつ持続的に体力を向上させていくことができる。具体的には、CTLを1週間あたり5TSS(3~7TSS)程度ずつ上げて行くのが無難なレベル(CTLは1週間で5TSS以上増加させないほうがよいとの指摘もあるので、自分の能力に応じて適宜調整する)。
CTLを急激に上げ過ぎると、オーバー・トレーニングに陥るリスクがある。特にCTLが1週間で7TSS以上もの上昇が4週間連続した場合は、注意が必要(練習強度・量などを見直したほうがよいと考えられる)。
ピークに向けて練習を積み重ねている場合は、CTLが2週間連続で低下しないように注意する(2週間連続の低下は、いわば「休みすぎ」で「練習をサボっている」状態に近いと考えられる)。
重要レース前の調整の場合は、テーパリング期間も考えると、2~3週間前にCTLが最大値に達するようにする。テーパリング期間中のCTLの低下幅は、10%程度であれば許容範囲内。