2022/12 oidy
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2022年12月は、飲み会も含めて文字通り「師走」と呼ぶに相応しく慌ただしい時期だった。
他方で年末にかけては、プロジェクトアサインの終了に伴って自身の振り返りを行い、多くの成長と課題を実感した。
目次
起こったこと・やったこと・行ったところ
読んだ/読んでいる本・漫画・観た映画
考えていること・所感
組織論ゼミの先生+ゼミ長4代で飲み会
卒業してからの方が組織論の勉強してることを先生に告白
写真撮影のため川崎に遠征
海・夕暮れ・工場・風車、全てのバランスが心に残っている
見たことのない景色を見るというのは、旅の醍醐味だと実感(今回は旅じゃないけど)
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東京都美術館コレクション展「源氏物語と江戸文化」
源氏物語の世界観が江戸時代においてどのように継承され、人々の生活に影響を与えていたか、コンパクトながらまとまって展示されていた印象。
着物の柄に源氏物語のモチーフを含めるというのは、現代の鬼滅ブームに近しいものを感じた。
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海底撈火鍋 上野店に参戦
広州で行ったことはあったが、日本で行くのは初だった。
辛すぎる麻辣スープ、シンプルに店内移動が早すぎる変面師、長すぎるバースデーソング等色々とエクストリームだった
バン・ナツオに誕生日を祝ってもらう
キャンドルを温めて溶かすランプをもらいました、リラックス効果があり癒される
社内イベント後、終電を寝過ごし豊田駅まで行ってしまう
酔った後はワイヤレスイヤホンをして寝ないようにしましょう
ドライブで町田カフェへ
楽しかったが、町田に行くなら電車がベストでした
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会社同期の新居でタコパ
東高円寺は住みやすそう
何歳になってもタコパしていたいものです
原宿のonフラッグシップストアでスニーカー購入
歩きやすいし走りやすい、ただ通気性が良いので冬場は足の指が冷えるのが難点
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dp9ピザ部で、湯島のピッツェリア「アランジャルシ」へ
クオリティはもちろん、時間をずらして焼きたてのピザを出してくれるなど、心配りにも感激
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プロジェクトアサイン終了
濃密な2ヶ月半余りだった
成長・課題に関しては、下記
肉亭ふたご iki 初参戦
ユッケ・雲丹肉寿司・ランプが忘れられない
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会社同期との忘年会×4
年を忘れすぎた気がする
クリスマス、ナノブロックで大阪城を作って終了
寝落ちして気付いたら城が出来上がっていた、これが本当の一夜城
来年は遠くに旅行でもいきたい
ddd hotelでのソロホカンス
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コンパクトな部屋だったが、モスグリーンの内装が印象的な落ち着いたムードだった(別のしつらえの部屋にも泊まってみたい)
一人で訪れた近くのビストロ「Le Marais」は、リーズナブルにクオリティの高いフレンチをいただける使い勝手の良いお店で、気に入った
朝ランニング→日光が差し込むなか朝食、の流れが好きなので、自室を持つ際には朝日光の入る部屋を選びたい
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とよじゅに宅忘年会
レーザーディスク鑑賞会だったかもしれない
ローテーブル羨ましかった
dp9 同期忘年会
チーズタッカルビ美味かった
皆それぞれの道を歩み始めていて感慨深く刺激になった
最後レンタルスペースの鍵が見つからず全員で探していたが、謎解きみたいで楽しかった
帰省
祖父母と久々に会えてよかった
読書が捗る
読んだ/読んでいる本
辻村深月『傲慢と善良』
人間の性格や行動を切り取るうえで、傲慢と善良というキーワードが刺さる。
婚活を題材に人間同士のリアリティが衝突し、紐解かれていく様子が面白かった
馬田隆明『解像度を上げる』
物事の本質を捉えている状態を「解像度が高い」と捉え、その要素を「深さ」「広さ」「構造」「時間(軸)」で整理している点が、シンプルで参考になる。
基本的には後述の『論点思考』『考える技術・書く技術』に詳しいイシューツリーやピラミッドセオリーをスタートアップ界に輸入したような印象で、特に新しさはないが、入門書としては非常にわかりやすいので、一読の価値はあると考えている。
個人的に、コンサルタントに求められるのは特に「広さ」であると考える。思考の枠外から課題を捉えるためには、相手に合わせた柔軟な論点設計、アナロジーが求められる。
内田和成『論点思考』
2ヶ月半のプロジェクト経験を通じて、改めて論点思考の重要性に気付き、改めて購入。
論点は生き物のように変化していく、という記述を経験から実感できたのは、ひとつ自分の成長といえるかもしれない。
バーバラ・ミント『考える技術・書く技術』
考え、書くことは技術であり、訓練を重ねることで誰でも上達しうるという考えには、非常に勇気を与えられる。
導入部をシンプルに、必要十分に記述できるようになることが、自身の今年の課題と捉えている。
グロービス経営大学院『MBA リーダーシップ』
リーダーシップ理論を体系的にまとめており、大小問わずマネジメントに関わる人間にとっての必読書。
サークル・長期インターン・企業での実践を経験してから改めて理論を勉強すると、スムーズに深く理解できる
金子智朗『管理会計の基本がすべてわかる本』
管理会計の必要性と、基本的な概念を、網羅的に、素早く学ぶことができる
企業にとっての優先度や指針を反映しているのが管理会計であり、その専門性は経営のセンスと直結する印象。
佐藤優『いま生きる「資本論」』
マルクス『資本論』を講義形式で読んでいくというもの。佐藤優らしいユニークさを交えつつ、捉えどころのない古典から経済原論のエッセンスを抽出して読ませる点が面白い。
吉田篤弘『中庭のオレンジ』
本屋で装丁に一目惚れして購入。おとぎ話のような短編20作が連なる。休日の寒い朝にほっと一息つきながら読みたい。
エリヤフ・ゴールドラット『ザ・ゴール2ー思考プロセスー』
TOC等、問題同士の関係を全体的に捉えるためのフレームワークを紹介する一冊。企業買収をめぐるケーススタディとなっており、ハラハラしながらページをめくってしまう。
辻村美月『パッとしない子』
kindle unlimitedで読める短編で、あまり印象には残らなかった
辻村美月は長編で映える印象
渡辺努『物価とは何か』
まだ読んでいる途中だが、「物価」というマクロな概念を初心者向けに丁寧に解き明かそうとしている良著。
國分功一郎『暇と退屈の倫理学』
まだ読んでいる途中。。。
観た映画
クリストファー・ノーラン『ダンケルク』
ノーラン作品で唯一見ていなかった作品。作画・展開から生まれる臨場感に飲み込まれる。
本作戦の歴史的価値を共有していなかったため、鑑賞中は「単なる撤退作戦じゃないか...?」という想いを拭えずにいた。
2022年は65冊程度を読むことができた。組織・ビジネス・社会学・哲学・歴史等、興味の幅を広げて読むことができた点と、継続的にインプットを行うことができた点は良かったものの、小説ジャンルが少ないこと、入門書が多い点を課題に感じている。
12月までのコンサルティングプロジェクトを経て、プロジェクトデリバリーに関する実践経験と、解像度を高めることができた。その中で、「シンプルに捉える」ことの難しさを感じている。
長々と説明をしてしまう、要領を得ない質問をしてしまう、せっかく作った資料が伝わるものになっていない等の問題は、自身の中で物事をシンプルに捉えられていないことから発生する。
シンプルに捉えるためには、物事を論点構造で捉え、各論点間の優先順位をつけ、イシューツリーの頂点にあるメッセージを言い表すことが必要。(この際、イシューツリーの構成要素は、自分の言葉で、10~15語程度で記述できていることが理想)
小中高時代の試験・受験勉強にはどのような価値があるか、考えていた。
→結論として、「試験勉強とは、人生を豊かに生きるうえで必須経験の一つである」と捉えている。
そもそも人生を豊かに生きるうえでは、「①状況・相手に応じて柔軟に思考・行動できること」「②自身の環境を、距離と余裕を持って俯瞰できること」の二つの要素が必要だと考える。①②それぞれの一部において、試験勉強が寄与できる部分があると考えている。
①は、さまざまに頭を使う経験をすることと言い換えられるが、これは主に、以下2つの経験を通じて獲得できると考える。
試験勉強:様々な科目・ジャンルの問題に立ち向かい、成長を目指すことで、一人で考え成長するための頭が養われる
行事等プロジェクト経験:他者との協働を通じて、集団で目標を達成する際に必要な柔軟な頭が養われる
②は、「教養を得ること」と言い換えられるが、これは以下二段階を通じて達成されると考える。
第一段階:主に学校での学習を通じて、教養の基礎となる用語・知識を獲得する
第二段階:大学での学習・読書・社会経験等を通じて、自身が関心を持つ分野の教養を掘り下げる
ホテルステイを通じて、人間が一人で過ごすためには、自分に愛を向けられることが重要と感じた。そのためには、自分が成長している実感を複数チャネルで得て、自分自身を評価していけることが重要と感じる。
仕事以外のチャネルとしては、筋トレ・スポーツ、生花等習い事が挙げられる。今年は筋トレや習い事に少しチャレンジしてみようと思う。