状態遷移テスト
システム要求を把握して内部システム設計を文書化するのに役立つテスト技法
デシジョンテーブルテストと目的は類似しているが、処理のルールについてはほとんど記述しない
アプローチ
状態遷移図を書いて状態遷移、イベント、遷移、アクションを整理する
状態遷移表により抜け漏れのない体系的な検討ができる
code:text
現在の状態 イベント アクション 次の状態
発券済 入金 - 発券済
発券済 キャンセル 払戻し 顧客によるキャンセル
発券済 印刷 - 発券済
有効なものだけでなくすべての可能な状態遷移の組み合わせを列挙することで文書化されていない要求を掘り起こし、コーディングする前に欠陥を発見することもある
テストケースのカバレッジ
すべての遷移を最低1回はテストするレベルを推奨
すべての状態やイベントを経由するだけでは弱い