ネットワーク効果
ネットワーク効果の簡単な定義は「企業の製品やサービスが、利用者の増加に伴ってより価値の高いものになる」というもの 強力な競争力のあるモートを築こうとしている創業者にとって、ネットワーク効果を認識し理解する能力は非常に重要 より優れたプロダクトがあったところで、ネットワークに欠けている価値を補うには至らない ある国ではWhatsAppが、別の国ではLINEが、また別の国ではカカオトークが人気なのはなぜかという点です。その理由は人は友人が使っているアプリを使うからです。だから離れづらくなり、さらにバイラルでのユーザー獲得も促進されます。つまり、広告ではなく、ユーザーがユーザーを紹介するかたちで成長できるのです
たとえユーザーが100万人いたとしても、誰も他のユーザーとつながっていなければ脆いネットワークしかできず、ネットワーク効果も非常に弱い
人々が本当にサービスを使って製品が機能する最小単位のネットワーク
Tinderの場合、製品が機能するには数百人の利用者を集める
ZoomやFaceTimeといったビデオ通話の製品であれば2、3人でいい
Slackのような製品であれば10人程度、つまりチームで使う必要がある