Rust
学習パス
『コンセプトから理解するRust』
豊富な図解でソースコード上の型とメモリ上のデータ配置の対応が丁寧に説明されています。メモリの仕組みを理解することで所有権やライフタイムの概念が身近になり理解が深まります。Rustの最大の特徴は所有権システムによるメモリ管理ですので、最初に勉強すると不思議なことが減って嬉しいです。 『ゼロから学ぶRust』
2024年8月現在で最も分かりやすいRustのハンズオン型の書籍です。Rustの概念や機能が他の知識への足がかりとなるように解説されており、Rustの入門書として非常におすすめです。後半のハンズオンパートは、いつか自分で作ってみたいと思うような少し難しい題材を扱っており、ある程度複雑な練習課題としてRustでの書き方を見ながら進めていける点が非常に素晴らしいです。
『Rustで作るプログラミング言語』
簡単なプログラミング言語を作ってバイトコードに変換して実行したりネイティブコードに変換して実行してみよう、という本で、大変面白く読みました。最終的にまあまあ本格的な言語になるので、これを元にするとわりとちゃんとした言語を作れそうです。 Rust学習の 2冊目以降の本 としてはかなりよいのではないかと思います。
Rustを学びたいが、どこから手をつければよいかわからないというバックエンドエンジニアにとって、最適な入門書といえるでしょう。