Unity+Gear VR開発メモ - フレームシンセシス
タッチパッドの入力を取るには
Gear VR右側面についているタッチパッドの操作は、Unity上ではマウスとして認識されます。Input.mousePositionで座標を取得できます。
マウス座標はタッチパッド上でタップを開始した起点を(1280, 720)として、相対座標で変化します。つまり、タッチパッド上のどこを触っても最初は必ず(1280, 720)になります。その状態から指をスライドさせると、座標が800x800程度の範囲で以下の方向に変化します。
方向 座標
上方向 +Y
下方向 -Y
後方(手前方向) +X
前方(奥方向) -X
指を速くスライドさせるほど数値が大きく動きます。座標は2560x1440(端末のディスプレイ解像度)からはみ出さないようになっています。
タップ操作はマウスのボタン(Input Managerの「mouse 0」)で取得できます。「戻る」ボタンはEscキー(「escape」)として認識されます。また、Unity公式サンプルのVR Samplesに、上記の入力からスワイプやダブルタップなどのジェスチャーを認識する補助スクリプト(VRStandardAssets/Scripts/VRInput.cs)が入っています。空のゲームオブジェクトにアタッチして、OnSwipeなどのイベントを購読することで使用できます。VRSampleScenes/Scripts/Examples/ ExampleTouchpad.csスクリプトおよびVRSampleScenes/Scenes/Examples/Touchpadシーンを見ると使い方が分かります。