『シロナガス島への帰還』
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絶海の孤島『シロナガス島』を舞台としたミステリーアドベンチャーゲーム。ニューヨークで探偵業を営む男『池田戦』は、特殊な能力を持つ少女『出雲崎ねね子』と共に島へと向かう。果たしてシロナガス島に隠された真実とは……?すべての謎を解き、呪われた島から脱出せよ! アドベンチャーやる層は急かされたり驚かされるの苦手そう(私は苦手な方)なので、食い合わせがよくないような気もする。ゲームの雰囲気とはそれなりにマッチしているのだが。 逆転裁判の探偵パートでも詰まるときは詰まるのでしょうがないかもしれない。 対策としては、調べられるものはマウスオーバーで明るく、調べ終わったところは暗くするとか? そこまでするほどのことかという気もする。鬱陶しいけど闇雲に連打してればすぐ抜けられるので。
冒頭でどの程度トンデモないものが出てくるか大体わかる演出が出るので親切。
小さくて風呂嫌いの天才・出雲崎ねね子は『戯言シリーズ』の玖渚友を彷彿とさせる。才能の方向性も近い。 犯人Xことジゼルを中心にすると、シロナガス島に招かれた人間の因果が見えてくる構図がよかった。
不老不死の研究は陳腐になりがちだけど、ストーリーを動かす要素として意味があったのもよい。 不老不死が不完全ながら成立したからこそ、シロナガス島への帰還が必要になったので。
終盤の展開はアツいが、主人公の見た目の渋さとはちょっとチグハグかも。