「広域なランドスケープには家の中の小さな変化より大きく変わっていくのが非常にわかりやすくて、時間との関係が見えてきて」ーーー連続断面図
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島田(連続断面図)
田んぼから上の方の敷地までの断面図と配置図をやりました。
茅葺き屋根の裏側がちょうど斜面がこう切り立っているというか、食い込んでいることから推測をしたんですけど、屋根があってその裏側から急に落ちてきたところから家が建ってて、また、ゆっくり落ちていくっていう形で、それはもともとゆるやかな斜面だったところを土地を切り取って家を建てたんじゃないかと思って。その理由としては、大きい部材とかを使って作る屋根は、クレーン車とかがない時代にはすごい大変だったと思うので、斜面を利用することで作りやすく、最初の家をつくるっていうところからのデザインなのかなって思いました。
こういう場所って、日本の縁側とかがあるような家だからこそこういう空気感が生まれるのかなあと思って、こう外との境界線が曖昧な感じが、あったかい空気感を出せてるのかなと思って、日本建築に興味が湧いてきました。
三輪
この平面図は、配られた90年代の資料をトレースしてさらに今の現状をそこに書いて行った感じなんですけども、それから見てわかる通り ここに広域なランドスケープには家の中の小さな変化より大きく変わっていくのが非常にわかりやすくて、時間との関係が見えてきてすごく面白いなと思いました。まず小屋のところはアートサイト八郷のみなさんが来てから変わってましたし、あとおばあちゃんが手入れされてるお庭だったり、細かい植栽がここに書いてあるのと変わってたり、植物って有機物って時間との関係が密接だなって。
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実測作業風景
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共有会風景