「家具とかがこう置かれていて、神棚があって、って。そういったなんかこう、くらしの流れみたいなものが、平面には表れてくるので、」ーーー平面図
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見上げ図
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平面図
山本(見上図)
見上図というのは平面図に対して天井を主に書くんですけど、普段設計の課題でも見上げ図を書く機会がないのであまりそういったことに意識が及ばない部分があったんですが、今回、手で、書いて、実際に見て、計って、天井の見え方、部屋に対する、空間に対する天井の重要さというのがわかってきたかなぁという感じですね。
今回僕、実測学校は、ムサビに来て3年目ですけど、初めての参加ということになりました。もともと日本建築とかに興味はあったので、是非この機会を得て、僕の好きな部分を伸ばしていきたいなと思います。
清水(平面図)
実測に参加しようと思った理由は、座学で、日本建築の各部位の名称などを一通りやったんですけど、それだとまだ理解に及ばない部分が多くて、やっぱり自分でこう計ってみて、どんなものか、身に染みて体感してみたいなと思ったからです。
平面図っていうのは、人の動線とかが一番よく表れている部分で、寸法とかも一番図らないといけない大切な部分だから、と、恐縮して、やらせていただきました。で、やっぱ実際測ってみてやっぱり寸法がずれてるとか実際には合わないとか、そういうところが面白いなと思いました。これからの建築に生かしていければいいなと思います。
朝比奈
元々、日本家屋とかにも興味があるっていう、お二人ともそうだと思うんですけれども、ここの、おばあちゃんの家を見てみて、お二人どう感じましたか。
山本
茅葺屋根というどんどん減りつつある希少価値の高い住宅ですので、これから、木崎邸を、僕がもし、実測学校のOBとして参加できるような機会をまた利用できたらすごい幸せだなぁって思いました。
清水
自分ちも座敷とかがある家なんですけど、自分ちと比べてやっぱこう、動線が、あるじゃないですか、家具とかがこう置かれていて、神棚があって、って。そういったなんかこう、くらしの流れみたいなものが、平面には表れてくるので、そこを、やれてよかったなと思いました。 朝比奈
一番ベースになる平面図でした
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実測作業風景